ポカミスの原因と調査および対応・改善策

〜 ポカミス対策の標準化、マニュアルの作成、危機管理およびヒューマンエラー対策 〜

ポカミスをリスクマネジメントの観点から捉え、一部門だけでなく他部門を交えた業務改善につなげるための講座

ポカミス(ヒューマンエラー)の原因と対策を基礎から学び、自社の業務改善へ活かそう!

講師の言葉

 今まで「ポカミス(ヒューマンエラー)対策」を自部門だけで解決策を講じてきていませんか?ポカミス(ヒューマンエラー)は一部門(開発・技術など)だけの問題ではなく、他部門にも影響を及ぼすものです。
 ポカミス対策に限らず、対策を立てることが目的化し、十分に機能されず、活かされていません。問題の解決には、部外者や素人が見てもわかりやすく、シンプルに作り上げ、そして継続したトレーニングを欠かさないことです。
 本講では業務改善の視点を通して、「業務の見える化」、「役割分担」、「基本動作」、「ES(従業員満足)」「教育」を見直し、リスクマネジメントの観点からはポカミス(ヒューマンエラー)対策の標準化・マニュアルの作成、危機管理・ヒューマンエラー対策、ポカミスの及ぼす影響について、わかりやすく解説します。
 本講を自社のポカミス(ヒューマンエラー)対策の再確認・見直しに役立てることが可能となります。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年11月01日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・職場の管理・監督者、技術・開発部門及び全部門の品質システムなどの管理責任者 ・技術・開発部門及び全部門の品質管理ならびに標準化推進責任者 ・技術・開発部門及び全部門のQCサークルリーダー ・技術・開発部門及び全部門の現場リーダー(組長・班長・主任)
予備知識 ・特に必要ございません
修得知識 ・ポカミスをリスクマネジメントの一環と捉え、単なる一部門の問題と捉えず、他部門の方を交えた業務改善につなげる重要性 ・ヒューマンエラーの基本知識の習得が出来、その本質が理解できます。そしてその対策としての正しいマニュアル作成 ・ポカミスの具体的な対応が可能となるとなるよう事例を含めた知識
プログラム

1.リスクマネジメント
  (1). ダブルスタンダード(安全装置)
  (2). ハインリッヒの法則
  (3). 危機管理体制づくり

2.業務改善
  (1). 業務の標準化 報連絡談、役割分担、基本動作、5S、クリンリネス、三ムダラリ
  (2). 各種チェックシートの活用 32種のチェックシート・フォーマット

3.業務マニュアル
  正しい作業のあり方は、口頭ではなくて、文書のみで表現できるもの
  (1).システムづくり
  (2).マニュアルとは マニュアルとは、完全な作業命令を成文化したもののことである。
  (3).マニュアルがなければどうなるか?
  (4). マニュアル作成フロー 参照図
  (5).マニュアルの定義

4.ES(従業員満足)
  (1). ポカミスの多くがメンタルに起因
  (2).経営理念が徹底されている会社ほどES度が高い
     a. 会社の競争力は従業員のスキルと気遣い

5.ポカミス開発現場の改革・改善
  (1). 開発現場の4大問題
     a. 止まらない品質トラブルの発生
      ・開発業務の悪循環
      ・つくって直す開発方式
     b. 経営習慣病による危機感の欠如
     c. QD最優先、C無関心
     d. 慢性的な高負荷状態
  (2). 品質トラブルへの対処方法
     a. つくって直す開発方式の限界
     b. 品質トラブルの本質はノイズによるバラつき
  (3). 不良の要因の多くはヒューマンエラー
     a. ヒューマンエラーによって引き起こされた事故の例
     b. 人間の情報処理のプロセスとエラー
     c. ヒューマンエラーへの対応の検討プロセス
     d. 出力エラーの防止対策の一例
  (4)ヒューマンエラーの原因調査
     a. 作業の熟練度不足、教育の不足
     b. 作業手順書・共通基本ルールは整備されているか?

6.ポカミスの原因と対応策
  (1). ミスが発生しやすい時間帯とその対策
     a. 中断後の仕事再開時のミスと対策
     b. ワークデザイン拙劣に対する対策
     c. 4Mの変更管理拙劣に対する対策
     d. 5Sが拙劣に対する対策
     e. ホーレンソー不足に対する対策
     f. 段取り不足に対する対策
  (2). ポカヨケ対策の手順と留意点
     a. 「ポカヨケの仕組み」
     b. ポカヨケの改善手順と方法  
  (3). ポカヨケの事例紹介 

7.ミスを改善する手法
  (1). なぜミスをするのか? 〜一般的なヒューマンエラーの分類〜
     a. 認知ミス 
     b. 判断ミス 
     c. 動作ミス
  (2). ミスを減らす「メタ認知」
  (3). ミスを軽減するパターン分析の方法
  (4). ミスの分類と心の状態

8.ポカミスの原因調査
  (1). 作業の熟練度不足、教育の不足
     a. その作業は、必要とするスキルの教育を受けた作業者が実施したか?
     b. 作業手順書・共通基本ルールは整備されているか?
     c. 「こうすべき!」より「なぜそうするのか?」

キーワード リスクマネジメント ハインリッヒの法則 業務改善 ES 従業員満足 ポカミス  ヒューマンエラー
タグ ヒューマンエラー品質管理
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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