生体信号処理・解析手法の基礎と製品開発への応用例

〜 生体信号の取得と解析手法のポイントおよび留意点、デジタル信号処理とノイズ低減手法、製品開発・感性評価への応用事例 〜

  • 生体について予備知識のない方にも分かりやすく解説する講座!
  • 生体から得られるさまざまな信号の特性や活用上のポイントと注意点を学び、機器やインタフェースの開発、快適性向上に活かそう!

講師の言葉

 1990年代から、ユーザの使い勝手を考慮した製品設計が推奨されるようになった。ユーザの状態を客観的に把握する方法として生体信号の計測・処理が用いられ、これまでにマッサージチェアなどに応用されてきた。現在でも、自動車事故防止の観点から、ドライバ(=自動車のユーザ)の状態を把握する方法などとして生体信号は注目されている。
 本講義では、生体信号の計測と処理について基礎から応用事例までをわかりやすく解説する。初学者のかたで、事前の知識がなくても内容が理解できるように構成されている。
 最初に生体から得られるさまざまな信号について説明し、それらの信号をコンピュータに取り込んで解析する方法を解説する。その際、一般的な信号にも用いられるデジタル信号処理についても説明する。実際の心電図・脳波などの信号を解析する方法とともに製品への応用事例についても述べる。
 本講義を通じて生体信号処理の基礎が理解でき、受講者自身の製品開発などに役立つ知識を得ることができる。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年08月03日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・生体から得られる信号の処理に興味をお持ちの技術者 ・生体信号を製品応用にお考えの技術者
予備知識 特にありません(技術者、研究者の方)
修得知識 ・生体から得られる情報の種類と計測する上での注意点 ・デジタル信号処理の基礎的な知識、ノイズ対策 ・生体信号処理を用いた解析の実例 ・製品などへの応用事例
プログラム

1. 生体から得られる信号
  (1). 電気信号:心電図、脳波、筋電図など
  (2). センサを通じて得られる信号
    a. 物理センサ
    b. 化学センサ

2. 生体信号の取得
  (1). 電極、センサの種類
  (2). 信号のデジタル化
    a. サンプリング
    b. 量子化
  (3). 注意点:個人差、再現性、ノイズ対策など

3. デジタル信号処理
  (1). 信号の表現:時間領域と周波数領域
  (2). ノイズの低減
    a. 同期加算
    b. 移動平均
    c. デジタルフィルタ
  (3). 周波数領域での解析

4. 生体信号処理と解析手法
  (1). 心電図の解析
  (2). 筋電図の解析
  (3). 加速度センサを用いた日常生活のモニタリング
  (4). 注意点

5. 生体信号の応用事例
  (1). 製品への応用事例
    a. 家電製品
    b. ロボット
  (2). 感性評価への応用事例
  (3). 応用が期待される分野
    a. 運転支援
    b. 遠隔操作

キーワード 生体信号 電気信号 心電図 デジタル信号処理 サンプリング ノイズ対策 周波数 加速度センサ 感性評価
タグ 信号処理使いやすさ・ユーザビリティ
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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