DRBFM・過去トラ活用・設計検証による設計品質向上と不具合の未然防止 〜演習付〜

〜 DRBFMによる不具合発生防止、過去トラの有効活用、仮説に基づく設計検証、ヒューマンエラーの防止 〜

効果的な品質問題対策法を学び、製品の要求性能を満たす設計を実現するための講座

・変化点抽出と問題発生にいたるメカニズムの予測方法を修得し、品質問題の未然防止を図ろう!

講師の言葉

 製品の品質問題の未然防止は製品開発に携わる企業、担当者にとって重要な課題です。製品で発生する品質問題の80%は過去の問題の再発といわれます。未知の問題のように見えても、過去の問題と類似するものがほとんどです。では、なぜそのような品質問題が繰り返し発生するのでしょうか。
 これは製品を取り巻くさまざまな環境の変化が十分に把握されず、問題発生のメカニズムが柔軟に活用できる形で残されていないために、製品の要求性能を満たす設計ができないためと考えられます。しかし、変化点に気づき、不具合にいたるメカニズムを予測することは容易なことではありません。限られたリソーセスを有効に活用し製品の品質問題の未然防止を図るために、変化点抽出と問題発生にいたるメカニズムの予測が重要なポイントです。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年06月14日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・機械製品の設計部門の担当者、プロジェクトリーダー、マネージャーの方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・変化点に注目した設計品質向上策 ・設計・生産準備期間短縮、デジタル活用の課題解決に役立ちます
プログラム

1.設計品質と製造品質
  (1). 設計品質の重要性
  (2). 不明確な設計意図による製造不具合
  (3). 期間短縮による不具合発生

2.品質機能展開による設計意図の設定
  (1). 品質機能展開とは
  (2). 市場要求の変化点の抽出
  (3). 製品に必要な性能の予測

3.DRBFMによる不具合発生防止
  (1). FMEAとDRBFM
  (2). 変化点の抽出
  (3). 変化点に対するDR実施
      演習:変化点抽出とDRBFMによる不具合予測

4.過去トラの有効活用による未然防止
  (1). 不具合の未然防止は過去トラで
  (2). 原理の理解で過去トラ活用

5.仮説に基づく設計検証の重要性
  (1). 仮説検証による検証力の向上
  (2). 単体試験は仮説検証の一部
  (3). 検証計画の妥当性の確認
  (4). 検証結果の妥当性の確認

6.その他の課題解決への活用
  (1). 設計意図によるヒューマンエラーの防止
     a.設計者のうっかりミスによるエラーの発生
     b.設計者の思い込みによるエラーの発生
     c.設計者の想定違いによるエラーの発生
  (2). 設計、生産準備のデジタル化の課題解決
     a.設計、生産準備のデジタル化とは
     b.形状の安易な流用
     c.CAE活用の弊害
     d.生産準備への活用の課題

キーワード 設計品質 品質機能展開 DRBFM 変化点抽出 過去トラ 設計検証 ヒューマンエラー デジタル化
タグ 信頼性試験・故障解析未然防止FMEA・FTA・DRBFM機械自動車・輸送機設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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