Industrie4.0を実現する新しい設計プロセスとモジュール化技法および事例

〜 設計思想と標準化、モジュール化技法の進め方、推進活動体制、制御・電気・ソフトのモジュール化と導入事例 〜

・マス・カスタマイゼーションによる多品種少量生産を実現するための講座

・図面中心のものづくりから、部品中心のものづくりへ移行するなかで、必要不可欠となる「設計標準化/モジュール化」による設計業務改善の推進を急げ!

・「良いものを安く」から「求められるものを速く」生産する方法を解説

講師の言葉

 個別受注設計生産において、組立前に部品をそろえておけば、組図通りに納期通りに製品が出来上がる時代はもう過去の話です。Industrie4.0でも提唱されるマスカスタマイゼーションによる多品種少量化が進む現在は、部品が納期を制する時代となり、リードタイムが長い戦略部品やカスタム部品を確実に調達して、図面中心のものづくりから、部品中心のものづくりへ移行させることが重要です。そのためには「設計標準化/モジュール化」による設計業務改善の推進が不可欠となります。
 当セミナーではモジュール化設計技法による設計業務のしくみ改善について事例を交えてご紹介致します。
 また下記の問題の解決を可能にします。
  ・客先の要求仕様がなかなか決まらない
  ・客先要求の都度図作成、案件対応で、カスタム設計部門は毎日残業!
  ・利益が出ると見込んでいるのに、結果利益がでない

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年04月22日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備加工・接着接合・材料品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・個別受注設計生産(オーダーを受けてから設計を行う生産方式)を行っている製造業の方 ・産業用機械製造業(工作機械製造、電機・電子部品製造、流体機器、半導体製造装置、等のカスタム設計(受注設計)部門、標準設計部門、生産設計部門、開発設計部門の方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・業務改善の課題の認識および自身の企業の業務改善のヒント ・設計のモジュール化に関する基礎知識、推進手順・手法 ・モジュール化を実施した時の各部門の業務イメージと効果 ・モジュール化に関する推進体制・スケジュールの理解 ・設計のモジュール化に関するITシステムや各社の取り組み方の理解
プログラム

1.個別受注事後設計型製造業の現状
  (1).個別受注事後設計型組立業で発生している問題
  (2).個別受注 事後設計型 組立業の業務形態
  (3).製造業の業務は、大きな川の流れ
  (4).マスカスタマイゼーションの流れ
  (5).個別受注事後設計型組立業の特徴/実態と課題のまとめ
  (6).個別受注事後設計型企業と量産型企業の業務改革の方向性
  (7).都度設計の整備・管理の必要性
  (8).設計モジュール化技法を用いた業務改善とは
  (9).設計モジュール化技法導入による目的・成果

2.モジュール化技法とは
  (1).モジュール化のコンセプト
  (2).モジュール化による多様化対応
  (3).モジュールの階層レベル、およびその図面流用性
  (4).設計思想と標準化
  (5).「設計のモジュール化」と「生産のモジュール化」
  (6).設計のモジュール化技法の適用範囲

3.モジュール化技法の進め方
  (1).設計モジュール化技法の整備項目
  (2).モジュール化の進め方のパターン
  (3).Step-1 モジュールの設定
      ・図面構成の標準化とその意義
  (4).Step-2 機能バリエーションの整備
  (5).Step-3 マトリクス部品表の整備
      ・設計ノウハウの共有
  (6).Step-4 製品仕様の標準化
  (7).Step-5 仕様と機能の結合
    a.コンフィグレーター(仕様表現と機能表現の変換)
    b.モジュール整備(メンテナンス)の考え方

4.モジュール化技法導入後の新しい業務の姿
  (1).設計部門を中心とした新しい業務イメージ
  (2).新たな設計機能組織体制
  (3).モジュール化の標準的な効果
  (4).改善効果予想とまとめ

5.モジュール化技法の推進活動体制
  (1).活動の全体像
  (2).モジュール化プロジェクトの進め方パターン
  (3).プロジェクト体制(案)
  (4).全体推進計画(案)
  (5).標準化の効果
  (6).標準化活動を阻む問題点

6.モジュール化技法の導入事例
  (1).各社の導入理由
  (2).事例
  (3).多様なモジュール化
    a.制御/電気のモジュール化
    b.ソフトのモジュール化

キーワード モジュール化 マス・カスタマイゼーション 業務改善 マトリクス部品表 コンフィグレーター 
タグ 規格・標準自動車・輸送機設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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