画像からの3次元形状復元技術の基礎と応用例 〜デモ付〜

〜 エピポーラ幾何、単眼・ステレオカメラによる復元、因子分解法、画像間の対応付け、応用例 〜

  • 画像からの形状復元手法についてのアルゴリズムを、デモや応用例を交えて解説する講座!
  • 周辺環境、位置推定、立体形状計測に必要な3次元形状復元技術を学び、車載画像、ロボット開発、空中撮影への応用と活用に活かそう!

講師の言葉

 カメラの画像やビデオの映像から、対象物体の形状計測を行う技術はコンピュータビジョンの中で重要な技術の一つであり、ロボットの視覚技術にも応用されている。また、カメラのような比較的安価な機器で物体の形状を手軽に計測することは、商業用途だけでなく、拡張現実や3Dプリンタへの利用など個人用途でも広く利用されるようになってきている。
 本講義では、通常の市販のカメラを用いて非接触で形状復元を行う技術に関し、その基本原理、問題点とともに、実際の手法について、デモやビデオ映像を交えて紹介する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年05月12日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・画像処理関連についての技術開発や研究をされている方 ・車載単眼カメラあるいはロボットに搭載した単眼カメラでの環境の3次元復元を考えている方 ・復元技術を拡張現実に利用したいと考えている方 ・その他、画像からの形状復元に興味のある方
予備知識 基本的なベクトルや行列に関する知識
修得知識 画像からの3次元復元技術の基礎を習得できる
プログラム

1. カメラモデルとエピポーラ幾何
  (1). カメラモデル
  (2). エピポーラ幾何(エピ極線幾何)

2. 2画像からの形状復元手法
  (1). 三角測量
  (2). ステレオカメラによる復元手法
  (3). カメラ校正
  (4). 校正済みカメラ画像からの復元手法
  (5). 未校正なカメラ画像からの復元手法

3. 多画像からの形状復元技術
  (1). 因子分解法
  (2). バンドル調整

4. 実画像からの形状復元手法
  (1). 実際の画像からの復元手順の概要
  (2). 画像間の対応付け手法とその問題
  (3). 画像間パラメータのロバストな計算法
  (4). 高精度な復元手法
  (5). 画像からの形状復元における問題と対応

5. 復元技術の応用例
  (1). 自動車における形状計測:ステレオカメラの応用
  (2). ロボットにおけるSLAM技術:自己位置と環境の3次元情報の同時推定
  (3). ドローン映像からの形状復元:大規模な形状の復元

6. まとめ

キーワード エピポーラ ステレオカメラ カメラ校正 アフィン射影 因子分解法 バンドル調整 形状復元 SLAM 3次元復元
タグ 画像認識自動車・輸送機設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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