品質工学の基礎と技術開発・製品開発への活かし方・事例〜演習付〜

〜 品質工学の基礎、ロバスト設計の有効活用による品質向上、設計段階における品質工学の活かし方 〜

  • 演習を通して品質工学(タグチメソッド)の活用法を修得し、技術開発や製品開発の課題解決に役立てるための講座
  • 事例や演習を通じて品質工学の活用法をマスターし、技術開発や製品開発に効果的に応用しよう!
  • 電卓をご持参ください

講師の言葉

 田口玄一氏は「品質とは、品物が出荷後、社会に与える損失である。」と定義しました。損失には機能のばらつきによる損失と弊害項目(使用コストも含む)による損失があります。品質工学は上記二つの損失を減らすための問題を扱います。しかし、技術開発や製品開発の現場では対象、目的、開発環境などの違いにより、教科書通りに進められないことが普通です。状況に適した開発を実践する応用力が不可欠です。
 このセミナーでは、まず品質工学の基本思想を理解していただき、そのうえで実際の技術開発・製品開発の課題に対してどのように活用していくかという点について説明していきます。また理解を深めるために簡単な演習も行います。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年06月07日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン品質・生産管理・ コスト・安全研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・技術開発、製品開発、設計業務に携わる技術者、およびこれらの部門のマネージャの方 ・品質工学の実践経験があるものの結果に満足していない方
予備知識 ・特別な予備知識は必要ありません
修得知識 ・品質工学(特に、ロバスト設計)の基礎知識 ・技術開発・製品開発への活用の仕方
プログラム

1.品質工学の概要
 
(1).多様化する要求内容(性能、コスト、信頼性、安全性・・・)
 (2).複雑化するシステム
 (3).増大する検査項目

2.品質工学の基本思想
 
(1).品質のとらえ方
 (2).製品故障・トラブルとは
   a.フロントローディング開発の実現
 (3).SN比による技術評価
 (4).技術開発・製品開発における品質工学の活かし方
   a.開発・設計の流れと品質工学
   b.誤差因子の設定
   c.直交表の活用
   d.シミュレーションの活用

3.ロバスト設計(パラメータ設計)の方法
 
(1).目標の設定
 (2).対象システムの明確化
 (3).システムの機能と評価特性
 (4).実験の詳細計画
 (5).結果の解析と確認実験
 (6).結論の出し方
 (7).実施時に遭遇する各種の問題

4.設計段階におけるその他の活用方法
 
(1).市場での総合力評価(機能性評価)
 (2)許容差設計
 (3).診断・予測(MTシステム)

5.事例紹介
 
(1).高精度駆動システム
 (2).複写機画像形成システム
 (3).計測システム

キーワード 品質工学 性能 コスト 信頼性 安全性 ロバスト設計 パラメータ設計
タグ 統計・データ解析信頼性試験・故障解析品質管理品質工学電気
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
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