適応制御の基礎と応用例および最新技術

〜 モデル規範形適応制御(MRAC)法、適応制御系の安定性、モータ・ロボットへの応用、バックステッピング適応制御 〜

・エキスパートの方が最新技術を含め、初心者の方でも理解できるように適応制御のエッセンスを解説する講座

・環境変化や負荷の大きな変化に対して、適応的に自動調整される適応制御技術を基礎から修得し、効果的に応用しよう!

講師の言葉

 環境変化や負荷の大幅な変化に伴う制御対象の動特性変動に対して、制御量の情報をもとに制御器の可調整パラメータが適応的に自動調整される適応制御手法は、適応制御理論とコンピュータ技術の進化とあいまって、航空機や自動車など様々な分野で使われ始めています。
 本セミナーでは、そのような適応制御の基礎の基礎を講義します。初めての方はもとより、適応制御に興味がある方、これから導入を検討されている方々のために、モデル規範形適応制御を中心にそのエッセンスを講義いたします。シミュレーション結果や実用例も紹介いたします。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年02月04日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・自動車、モータ、ロボット、航空機、機械、プラントほか関連企業の方 ・興味のある方ならどなたでも結構です
予備知識 ・理工系の大学で履修するような数学や制御工学に関する予備知識があることが望ましい
修得知識 ・適応制御とはどんなもので、どんな時に必要で、どのように適応制御器を設計し、どのように適応制御系を構成すればよいかといった基礎知識を修得できます
プログラム

1.適応制御とは?
  (1). 適応制御は通常の制御法とどう違うの?
  (2). 適応制御はどんなときに有効?

2.モデル規範形適応制御(MRAC)法
  (1). MRAC とは?
  (2). MRAC の問題設定
  (3). 制御対象のクラス、数学モデルと入力合成則の導出
  (4). 制御入力合成則
  (5). 適応則(火調整パラメータの調整則)
  (6). 制御器パラメータの調整領域の拘束方法
  (7). 適応制御系の安定性
  (8). 制御性能と安定性のトレードオフ

3.適応制御の応用例
  (1). モータの回転速度制御系への応用
  (2). ロボットアームの先端軌道制御への応用

4.適応制御における最近の話題
  (1). バックステッピング適応制御(制御対象の非線形性と相対次数の壁を打ち破れ!)
  (2). Surrogate Model Control とHigh Order Tuner (HOT)
  (3). こんな場合は受動的適応制御かSAC で(ハイゲイン安定化で面倒な設計法から解放されよう!)

キーワード 適応制御 MRAC 制御器パラメータ バックステッピング適応制御 HOT SAC
タグ モータロボット機械自動車・輸送機制御電装品
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。
contact us contact us
各種お問い合わせは、お電話でも受け付けております。
03-5322-5888

営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日