原価の可視化と「総コスト・マネジメント法」によるコスト改善への活かし方

〜 原価可視化とモノづくりコストのメカニズム、総コスト・マネジメントの推進による利益創出 〜

  • 開発・設計部門向けにアレンジした総コスト・マネジメント法を修得して、利益最大化やコスト改善、コストダウンに役立てるための講座
  • 開発・設計部門人材のためのコストマネジメントを身につけて、利益を創出する仕組みを構築しよう!

講師の言葉

  「コスト・マネジメント」は、利益創出のための必須の取り組みです。モノづくり工場における利益の源泉は「お客様からの売上」です。お客様に要求される感覚的・抽象的なニーズを具現化し、お客様に満足して頂ける製品・サービスの提供という形で、この売上を確保します。一方、製品・サービスを具現化するには費用(コスト)が伴います。製品・サービスの原材料の調達に関わる費用、原材料に変形・変質を加える付加価値加工に関わる費用、工場および現場を管理するに関わる各種の費用などがあります。その発生状態は顕在的でもあり、潜在的でもあります。工場コスト・マネジメントは、工場収益を最大化するための工場費用に関するマネジメント技術です。
 モノづくりに関わる全てのコストを対象とした「総コスト・マネジメント法」を、特に開発・設計部門の方を対象にアレンジし、プロフィット創出を追及します。本セミナーでは「総コスト・マネジメント法」の活動対象、推進上の考え方、具体的な管理技術などをPDCAマネジメントサイクルに準じて学習します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年01月28日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所
カテゴリー 品質・生産管理・ コスト・安全研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・開発部門・設計部門の方 ・経理・原価部門の方 ・経営改革・業務改革に携わっている管理職から担当者の方
予備知識 ・モノづくり製造業での実務経験、管理経験があれば理解が深まります
修得知識 ・コスト改善の必然性の再認識 ・「コストの8割は設計で決まる」のコストメカニズム(コスト決定/発生曲線) ・コスト構成要素別のコスト・マネジメント・ポイント ・組織機能別(業務プロセス別・機能別)のコスト・マネジメント・ポイント ・コストPDCAマネジメント体制の構造
プログラム

1.原価可視化とモノづくりコストのメカニズム
 
(1).モノづくりプロセスのメカニズム
 (2).モノづくり管理要素:QCD/PSMTI/CS・ESの考え方
 (3).C:コスト・マネジメントの重要性の再認識
 (4).“コスト決定曲線”“コスト発生曲線”のコスト・マネジメント

2.“コスト決定曲線を抑える”開発・設計部門のコスト・マネジメント
 
(1).開発・設計部門の基本業務
 (2).開発・設計部門の“創られる”顕在コストとマネジメントポイント
 (3).開発・設計部門の“作る”潜在コストとマネジメントポイント
 
(4).コスト・マネジメントによる改善構想案作成、改善実施計画作成の進め方
   
a.機会損失から改善構想化
   b.改善構想化のコスト評価
   c.採算性評価

3.“創られる・創られた”顕在コストのコスト・マネジメント
 
(1).“創られる・創られた”顕在コストの体系
 (2).“創られる・創られた”顕在コストのコスト・マネジメント・システム

4.“作る”潜在コストのコスト・マネジメント
 
(1).“作る”潜在コストの体系
 (2).“作る”潜在コストのコスト・マネジメント・システム

5.利益創出のための原価可視化と「総コスト・マネジメント・システム」の創り方
 
(1).「総コスト・マネジメント・システム」の体系
 (2).「総コスト・マネジメント・システム」の体制
 (3).「総コスト・マネジメント・システム」の技法

6.「総コスト・マネジメント・システム」のコスト改善への活かし方
 (1).コスト改善未然防止への展開
 (2).実態コストの改善への展開

キーワード 原価管理 目標原価 コストダウン QCD PSMTI CS ES コスト決定曲線 コスト発生曲線 コスト・マネジメント・システム  原価計算 材料費 材料単価表  損益分岐点
タグ コストダウンヒューマンスキル業務改善原価・財務・会計
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
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