溶接部の強度設計・長寿命化へ活かすための疲労寿命予測技術とその応用例

〜公称構造応力を用いたスポット溶接疲労寿命予測とアーク・レーザ溶接への応用例〜

溶接構造物に関わる技術者を悩ます「溶接部の寿命予測技術」について、応用例を交えて解説する講座

・疲労破壊が発生しやすい溶接部の寿命を的確に予測し、構造物の長寿命化設計や信頼性確保へ活かそう!

講師の言葉

 本講義では、初期設計段階における自動車車体構造のスポット溶接疲労寿命予測手法の一つとして、公称構造応力を用いた評価手法を主にお話いたします。
 はじめに溶接部の疲労寿命予測技術を紹介します。次に公称構造応力について解説し、この応力を用いた疲労寿命予測手法についてお話いたします。
 最後にスポット溶接以外の溶接構造への適用検討例を紹介します。本講義を通して車体構造などの薄板構造物における溶接部の疲労寿命予測手法について興味を持っていただければ幸いです。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年11月24日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 ・溶接構造の疲労寿命に興味のある方 ・FEAによる応力解析に興味のある方 (自動車をはじめとした輸送機器、各種溶接構造物の設計開発、品質管理、信頼性保証、保守保全等に関わる方)
予備知識 ・弾性力学やFEMに関する基礎知識があれば、理解が深まります
修得知識 ・疲労寿命予測手法の評価パラメータの一つである公称構造応力について理解することができる
プログラム

1.自動車車体スポット溶接構造の疲労寿命予測手法
  (1). スポット溶接の概要
  (2). スポット溶接疲労寿命予測手法の概要
  (3). 公称構造応力を用いたスポット溶接疲労寿命予測手法の概要

2.薄板構造力学の基礎
  (1). 極座標系による応力とひずみ
  (2). 面外荷重が作用したときの板の曲げ問題
  (3). 面内荷重が作用したときの板の平面応力問題

3. 公称構造応力を用いたスポット溶接疲労寿命予測手法
  (1). エクセルRによる公称構造応力算出ツール
  (2). スポット溶接周辺のFEモデル
     a. スポット溶接部のFEモデル
     b. スポット溶接部がフランジ端近傍にある場合
  (3). 公称構造応力によるS-N線図

4. 公称構造応力による疲労寿命予測手法の応用例
  (1). アーク溶接構造への適用検討例
  (2). レーザ溶接構造への適用検討例

キーワード スポット溶接 疲労寿命予測 公称構造応力 極座標系 面外荷重 面内荷重  FEモデル S-N線図 アーク溶接 レーザ溶接
タグ プラント強度設計溶接・接合自動車・輸送機
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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