自動車の運動制御技術の基礎と最新技術およびその応用

〜4輪操舵から内外輪制駆動力制御、キャンバ角制御、外界センサーを用いたアシスト制御まで〜

・高度な自動車の運動制御と「運転する歓び」を両立させるための技術を学ぶ特別講座! 

講師の言葉

 自動車の運動制御は、4輪操舵から始まり、各種制御が発展してきましたが、電気自動車時代になりつつある今日は、交通事故0を目指して、より高度な自動車の運動制御が望まれています。そこで、今後の自動車運動制御の開発におけるその方向性とその実現に向けてのアプローチについて紹介します。
 本講義では、将来の自動車の運動制御の技術者に、今後の課題を考え実行する際に有用であろうと思われる、自動車の運動制御の基礎と最新技術を体系的に示すと共に、今後の自動車の運動制御システム開発へのヒントをいくつか紹介したいと思います。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年07月17日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・自動車の運動制御に関する研究・開発に携わっておられる、自動車メーカー&部品メーカーの若手技術者の方
予備知識 ・自動車の運動制御に関心があると理解が深まります
修得知識 ・自動車の運動制御技術の基礎と最新技術およびその応用を一通り修得できます。実践的応用についても、事例を通じていくつかヒントをつかんでいただけるようにしたいと思います
プログラム

1. 4輪操舵(4輪操舵)
  (1). 4輪操舵(4WS)〜シャシー制御の先駆け
  (2). 4輪操舵(4WS)の今後の展望

2. 限界コーナリングのダイナミクス
  (1).車に作用する横力とモーメントについて
  (2).モーメント法とMagic Formula
  (3).モーメント法を用いた非線形領域の車両運動解析
  (4).モーメント法を用いた限界領域でのキャンバ角制御の効果の解析

3.内外輪制駆動力制御
  (1).SHAW及び横滑り制御装置について
  (2).新しい内外輪制駆動力制御の研究例について
     a. 規範タイヤ制御
     b. 加速度制御

4.キャンバ角制御
  (1).キャンバ角が最大コーナリングフォース特性に及ぼす影響
  (2).キャンバ角制御によるコーナリング限界の向上及び横滑り制御への適用の研究例
  (3).大キャンバ角制御車両の製作及び実験例について

5.ステアバイワイヤの制御
  (1).ステアバイワイヤについて
  (2).微分操舵アシストの適用の研究例
  (3).走行シチュエーションに応じた操舵方式制御実験
  (4).ステアバイワイヤ機構の実車搭載による検討

6.外界センサーを用いたアシスト制御、そして、自動運転の方向&運転する歓びとの両立
  (1).アイサイト(Eye Sight)の例
  (2).外界センサーを用いた研究例の紹介
  (3).自動運転と運転をする歓びの両立について
  (4).自動運転の開発状況

キーワード 4輪操舵 モーメント法 Magic Formula 車両運動解析 内外輪制駆動力制御 SHAW 横滑り制御装置 規範タイヤ制御 加速度制御 ステアバイワイヤ 操舵アシスト アシスト制御
タグ 自動車・輸送機制御
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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