機械安全の基礎と正しいリスクアセスメントの実践およびその注意点

〜 事故の予防原則による事前回避、世界と日本の法律・規格要求事項、リスクアセスメントと妥当性検証 〜

機械安全における国内外の規格とその具体的対応策を修得するための講座

現場経験豊富な講師が、複雑な機械安全の規格要求対応について、分かりやすくそのポイントが理解できるよう解説する特別講座!

講師の言葉

 機械安全は重要だが、実際取り組み始めると、国際規格が体系化されてはいるものの、その複雑さと流動性に戸惑ってしまう。日本とEU或いはアメリカでは、状況が異なる為、個別対応が要求されてくる。これらの背景と流れを理解し、どう対応すれば効率よく事のポイントを理解できるかを、豊富な現場での経験を踏まえた上で伝授します。とりわけ、制御安全・機能安全の展開は様々な可能性があり、適切な見極めをする必要があります。リスクアセスメントも様々な展開方法があり、正しい方法が適用されない場合、複雑になり問題が見えにくくなってしまう事もあります。
 事故に伴う問題を如何に予防原則にて事前に回避可能かは機械設計者の手腕に関わってきます。同時に、使用者の技術者及び安全衛生関連部署の方々にも有益な情報も提供させて頂きます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年01月07日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・機械設計者、機械を使用している技術者 ・安全衛生関連部署の方、制御安全研究者の方
予備知識 ・機械安全の概要をある程度把握している或いは、実務に関わっている事。但し初心者も可能
修得知識 ・機械安全の概要を理解し、正しいリスクアセスメントの実施と妥当性検証方法を理解する
プログラム

1. 機械安全・電気安全・制御安全と労働安全
  (1). 機械安全の基本概念と方法論
     ・体系的な反面、複雑、その為要点をどう抑えるか?
  (2). 事故が起きるとどうなるか?
  (3). 設計者の役割 - 機械安全の流れと概要
 
2. 世界と日本の法律・規格要求事項
  (1). 日本とグローバルな考え方と実情
  (2). 事故が起きた際の対応 - 予防原則

3. 止める安全・止まらない安全 〜工作機械やロボットの今後
  (1). 速度監視と制御・機能安全規格の関係
  (2). バーチャルフェンスをどう考えるか - 人と機械の協働
  (3). 機械安全の限界と労働安全の役割

4. リスクアセスメントと妥当性検証
  (1). どこまでやれば安全か?
  (2). 全ライフサイクルにおける変更管理の必要性
     ・機械単体と複合機械の場合のリスク
  (3). 合理的な代替設計はなかったか?
  (4). 予防としての安全設計と説明責任

5. まとめと質疑応答

キーワード 機械安全 制御安全 電気安全 労働安全 予防原則 速度監視 リスクアセスメント  妥当性検証 変更管理 説明責任
タグ 安全規格・標準ロボット機械機械要素工作機
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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