実験計画法の基礎と効果的な活用ポイント ~演習付~ <オンラインセミナー>

~ 実験結果のばらつきと交互作用、データ構造式とF検定、一元配置実験と二元配置実験、直交表実験(L8・12・L18) ~

・極力少ない実験回数で、多くの質の高い技術情報を獲得し、実験結果を新たな技術手段の発想に結び付けるための講座!

・実験計画法の基礎から一元配置実験・二元配置実験の手法、直交表の活用方法を、演習を通して修得し、技術開発や製品設計、品質改善に活かそう!

・エクセルを利用できるPCでご受講ください。エクセルファイルを差し上げます

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

 技術開発や製品設計に携わる技術者の役割は性能や品質をより良く高めること、さらにはこれまでにない価値を生み出す新たな機能を実現することです。つまり、現状を変えることが技術者の役割であり、目標とする性能・品質の達成や新たな機能を実現する創造活動を効率的に実施することが企業に求められています。

 性能・品質の向上、新たな機能の実現、これらを達成するためには技術手段であるシステムを選択あるいは発想し、そのシステムを構成する設計パラメータ(制御因子)の水準を変えて、その効果を評価する実験活動が必須となります。できるだけ少ない実験回数で、できるだけ多くの質の高い技術情報を獲得し、その結果を様々な意思決定や新たな技術手段の発想に結び付けるPDSA(Plan Do Study Action) サイクルを回す原動力を提供することが本セミナーの狙いです。

 本セミナーでは座学に加えてエクセルを使った演習も用意しております。これによって、すぐに実務活用できるスキルを習得することができます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2025年07月15日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナーソフト・データ・画像・デザイン品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・自動車、自動車部品、機械、電子機器、半導体など電子部品、デバイス、装置、機械加工、機能材料、各種材料、医療機器、薬剤、建設土木などものづくり企業の技術開発、製品設計、生産技術、品質保証の担当者
予備知識 ・統計の基礎知識(分散、標準偏差)
・エクセル関数の知識があると望ましい
修得知識 ・交互作用の知識
・技術開発や製品設計で有効な実践的な実験計画法の活用方法
プログラム

1.実験計画に必要な情報

  (1).実験の目的

  (2).技術開発の全体像と実験計画に必要な情報

 

2. 実験結果のばらつきと交互作用

  (1).実験結果のばらつきへの対応方法の違い

    a.フィッシャーとタグチ

    b.フィッシャーの3原則

    c.交互作用とは その1

    d.偶然誤差から必然誤差へ

    e.ポイントは交互作用

  (2).交互作用

    a.1因子実験のリスク

    b.2元配置実験と主効果

    c.データ構造式と推定式

    d.交互作用とは その2

    e.特性値のまずさが交互作用を生み出す

 

3.実験計画法の肝となる統計知識

  (1).2乗和の分解と変動

    a.最も簡単なケース ランダムばらつき

    b.データ構造式と直交性

    c.変動、分散、標準偏差

  (2).F検定

    a.母集団とサンプル

    b.検定の意味

    c.エクセルで出力されるP値の意味

 

4.一元配置実験

  (1).完備型要員配置実験とは

  (2).接着剤の選択実験

    a.データ構造式

    b.2乗和の分解

    c.分散分析

  (3).検定結果はあくまで参考値

 

5.二元配置実験

  (1).一元配置実験との違いは交互作用

  (2).粒体成長工程の改善実験

 

6.直交表実験と交互作用

  (1).直交表実験の解析ステップ

  (2).2元配置と直交表L4の関係

  (3).素数ベキ型と混合型の違い

    a.直交表L8での交互作用の現れ方と線点図

    b.直交表L12での交互作用の現れ方

 

7.直交表L18による実験:ばらつきに対する扱い方の違い

  (1).実験計画法的アプローチ

  (2).品質工学的アプローチ

 

8. トピックス:最新技法

  (1).技術手段を発想するCS-T法

  (2).技術開発プロセスを設計するTechnology-7

  (3).AIと実験計画法を融合:サロゲートモデル

キーワード 実験ばらつき フィッシャーの3原則 1因子実験 2元配置実験 データ構造式 推定式 交互作用 直交性 F検定 一元配置実験 直交表L8 直交表L12 直交表L18
タグ 実験計画・多変量解析品質工学統計・データ
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日