AUTOSAR技術の詳細と車載システム開発への応用およびそのポイント <オンラインセミナー>
~ AUTOSARアーキテクチャの概要、AUTOSAR CPの基本モジュールとその使い方、AUTOSARメソドロジとソフトウェアコンポーネント開発のポイント ~
・SVDなど次々と新しい要求への対応が迫られている車載ソフトウェア開発に活かすためのAUTOSARによる開発方法(メソドロジ)を修得し、応用するための講座
・高機能かつ高性能で高いパフォーマンス要求に対応したAUTOSARによる開発のポイントを修得し、安全性とセキュリティを確保した車載ソフトウェア開発に応用しよう!
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講師の言葉
車載制御向けソフトウェア開発において、AUTOSAR仕様に準拠した開発が国内外で行われています。AUTOSARではレイヤーアードアーキテクチャに基づいたモデルベース開発が行われ、ソフトウェアのコンポーネント化と再利用による流通の促進を狙いとしていますが、その反面、AUTOSAR仕様準拠によるオーバヘッドの増加、仕様の膨大さや複雑さなどの問題も言われています。そのような中、自動運転支援向けのソフトウェアプラットフォームである AUTOSAR Adaptive platformの登場、SDVと呼ばれるソフトウェアを中核に据えたクルマの開発など、車載ソフトウェア開発において次々と新しい要求への対応に迫られています。
本講座では、AUTOSARアーキテクチャの解説から、AUTOSAR Classic Platformの基本機能を中心にAUTOSARソフトウェア開発の方法論(メソドロジ)、ソフトウェアコンポーネントの開発事例について解説します。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2024年06月21日(金) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、ソフト・データ・画像・デザイン |
受講対象者 |
・車載アプリケーションソフトウェアの開発に従事している、もしくは従事する予定の方
・AUTOSARに興味のある方
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予備知識 |
・特に予備知識の有無は問いませんが、C/C++言語の知識があると理解しやすいです |
修得知識 |
・AUTOSAR Classic Platformの概要を理解する
・AUTOSAR Rte、OS、Comの概要と応用を理解する |
プログラム |
1.AUTOSARの概要
(1).車載システム向けソフトウェア開発を取り巻く状況
a.車載組込みステムの現状と特性
b.開発効率化について
・設計資産の再利用を促進する仕組みの構築
・プロダクトライン型ソフトウェア開発
・車載組込みシステムにおけるプラットフォーム
(2).AUTOSAR概要
a.目的、組織、メンバー
b.仕様の構成、用語
(3).AUTOSAR Classic Platform(CP)、Adaptive Platform(AP)の概要
a.アーキテクチャの概要
b.Virtual Functional Bus(VFB)とBasic Software(BSW)
c.CP、APの比較
(4).AUTOSAR メソドロジーとMBD、MBSE
a.AUTOSARの開発工程(メソドロジ)
b.VFBによるECUの仮想化
c.モデルベース開発とモデル駆動開発
2.AUTOSAR CPの基本モジュールとその使い方
(1).AUTOSAR Osの機能と実装例
a.OSEK/VDKとAUTOSAR OSの違い
b.タスク、割り込み処理、アラーム、イベント、リソース機能の紹介
(2).AUTOSAR Comの機能と実装例
a.COMSTACKの構成
b.送受信処理および設定例の紹介
(3).AUTOSAR Rteの機能
a.SW-C、ランナブル、Sender/Receiver、Client/Server連携通信の説明
b.Rteを用いた最小アプリの解説
・AUTOSAR準拠でソースコードが公開されている、TOPPERS/ATK2、A-COMSRTACK、A-RTEGENを用いてAUTOSAR基本モジュールの使い方について解説します。
3.AUTOSAR開発におけるポイント
(1).モデルカーによるAUTOSARメソドロジ
a.複数ECUを使ったAUTOSARアプリの構成
b.モデルカーのユースケースによるAUTOSARメソドロジ開発
(2).箱庭を使った、仮想シミュレーション環境によるAUTOSAR開発
a.仮想シミュレーション環境とは?
b.箱庭でのAUTOSARアプリケーション開発
(3).AUTOSAR仕様書の読み方
a.AUTOSAR仕様書の読み方
b.TOPPERSプロジェクトの紹介
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キーワード |
AUTOSAR Virtual Functional Bus(VFB) Basic Software(BSW) MBD MBSE OSEK/VDK COMSTACK TOPPERS/ATK2 A-COMSRTACK A-RTEGEN 仮想シミュレーション環境
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タグ |
ソフト管理、シミュレーション・解析、ソフト品質、デバイスドライバ、組み込みソフト、自動車・輸送機、電装品 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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