EV・電動化車両における電力変換システムの基礎と高電力密度化・高効率化技術 <オンラインセミナー>

~ 磁気部品の応用設計および化合物パワー半導体高周波化による高電力密度化技術、フロントローディングデザイン実現のためのモデリング技術・シミュレーション技術 ~

・今後市場が拡大する電動化された移動体(自動車など)をメインとしたパワーエレクトロニクス技術の基本と最新技術を修得する講座

 

・磁性材料の各種適材適所、磁気回路の基本を理解し、電力変換器の様々な立ち位置からの高効率・高電力密度化技術を実現しよう!

・多品種少量生産に対応するために極めて重要なフロントローディング設計技術を修得し、製品開発に応用しよう!

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講師の言葉

 今後、 カーボンニュートラル実現を目指す取り組みが活発化する。この実現を目指すために様々な分野の連携・融合が必要となってくる。これに対して本セミナーではまず、各分野におけるパワエレ技術動向について解説したのちに、今後市場拡大が予測されている電動化された移動体(自動車など)をメインとしたパワーエレクトロニクス技術の基本と最新技術動向について解説する。

 一方で、 パワーエレクトロニクス分野においては応用製品が拡大をしているため多品種少量生産が浸透しており、シミュレーション・数値計算を援用したフロントローディング設計技術が極めて重要になる。特に、これらフロントローディングデザインを実現する上では、材料から受動素子、回路、システムの俯瞰した議論が重要であり、本セミナーではパワーエレクトロニクス用の磁気部品に軸足を置きながら回路・素子・材料などの周辺技術について包括した解説を実施する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2021年06月02日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・パワーエレクトロニクス、パワーデバイス、電源などに携わる技術者の方
・ハイブリッド・プラグインハイブリッド自動車・電気自動車・燃料電池車、電動カート、小型モビリティ、車載部品、電動車両、電動航空機など関連企業の技術者の方
予備知識 ・パワーエレクトロニクスに対しての知見があると理解しやすいです
修得知識 ・磁気回路の基本(磁気設計やマルチドメインのシミュレーションに活用可能な理論)
・インダクタ・トランスの基本・磁気回路・電気回路の連成シミュレーション技術
・受動素子(インダクタ・キャパシタ・トランス)に関する知識
・DC-DCコンバータへの結合インダクタ搭載のメリットや基本設計理論や基本概念
・磁性材料の各種適材適所(積層・粉末・焼結コア)
・化合物半導体応用の最新動向やその周辺
プログラム

1.パワーエレクトロニクス分野における社会的・国際的背景と課題

  (1).カーボンニュートラルを実現のためのパワエレ分野の様々なセクターの俯瞰した技術動向

  (2).電動化車両の技術動向

      (ハイブリッド・プラグインハイブリッド自動車・電気自動車・燃料電池車)

  (3).電動航空機などの次世代移動体のシステムとパワエレ技術動向

 

2.受動素子(インダクタ、トランス、キャパシタ)の基本と応用

  (1).電力変換用インダクタ・トランスの基本

  (2).磁気回路法の基本・応用・設計方法・実験結果

  (3).電力変換用キャパシタの基本、技術動向とその応用

 

3.電力変換器の様々な立ち位置からの高電力密度化技術

  (1).回路方式(マルチフェーズ技術、マルチレベル技術、マルチセル化、絶縁コンバータ、ソフトスイッチング)の基本

  (2).磁気部品の結合インダクタ・結合トランスなどの応用設計技術による高電力密度化

    a.非絶縁DC/DCコンバータ用の結合インダクタの基本

    b.絶縁DC/DCコンバータ用の結合トランスの基本

  (3).化合物パワー半導体適用による高周波化による高電力密度化技術

    a.高周波駆動による小型化原理

      ・受動素子の観点から

    b.高周波駆動の課題

      ・ノイズ・磁気部品の損失・発熱の観点から

    c.磁気部品の損失増加要因

      ・表皮効果・近接効果・鉄損

    d.ノイズ抑制技術

 

4.磁性材料視点からの適材適所への応用とフロントローディングデザインの実現

  (1).磁性材料の種別(粉末・積層・焼結コア)とその適材適所(周波数を軸として)

  (2).損失増大を抑制するための設計側からの構造改善技術

  (3).フロントローディングデザイン実現のためのモデリング技術・シミュレーション技術

  (4).受動素子の温度耐熱の今後求められる要求

  (5).磁性材料の温度依存性を考慮したモデリング技術

  (6).複合磁性材料技術

 

まとめ

キーワード 電力変換システム 電力変換器 パワーエレクトロニクス インダクタ トランス キャパシタ DC/DCコンバータ 化合物パワー半導体 ノイズ抑制 フロントローディングデザイン 複合磁性材料
タグ パワーデバイス自動車・輸送機車載機器・部品蓄電電気電源・インバータ・コンバータ電装品
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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