プラスチック、ゴムの接着性を高める表面処理技術と応用のポイント <オンラインセミナー>
~ 表面と接着、接着技術の基本、表面処理に伴う分子構造の変化、表面のキャラクタリゼーション(特性評価技術)~
・有機材料の接着に重要な分子間力や表面張力の基礎から、水素結合を促す各種表面処理技術のポイントや仕組み、最新の表面分析手法までを体系的に学び、製品加工に応用するための講座
・有機材料のぬれ性や接着強度を妨げる要因、放電や紫外線などを活用した具体的な表面処理方法のポイントと注意点を体系的に修得し、実践的な表面改質技術に活かし、接着性の劇的な向上に活かそう!
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講師の言葉
接着は極論すれば二つの材料間で分子間力が強く働く状態にすることである。ところが、有機材料は炭化水素でできていると言ってよいので、金属と違い、そのままでは非常に弱い分子間力しか働かない。無論共有結合のような強い結合力が働く状態が好ましいが、それは化学反応を伴い、通常の接着ではそのような事は起こらない。ほとんどの接着はファンデアワールス力や水素結合力が働くことによって、接着は起こっている。特に水素結合が重要である。そのためには有機材料表面に水素結合を起こすような官能基を付与する必要がある。水素結合を起こさせる官能基のほとんどは酸素含有官能基である。このために有機材料の表面を放電、紫外線、レーザー光等の強力なエネルギーを持った粒子等により刺激するのが表面処理である。通常は空気主体の雰囲気中で行われるので、活性な酸素が有機材料表面に付加して、接着性が向上する。その方法の多くは既に装置化されているので、その詳細について、ここで説明したい。
セミナー詳細
| 開催日時 |
- 2026年11月26日(木) 10:00 ~ 17:00
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| 開催場所 |
オンラインセミナー |
| カテゴリー |
オンラインセミナー、加工・接着接合・材料 |
| 受講対象者 |
・プラスチックやゴム製品に携わる技術者の方 |
| 予備知識 |
・物理化学、有機化学、電気工学の基礎知識があると理解しやすい |
| 修得知識 |
・具体的なプラスチックやゴムの表面処理の方法と応用および実践のポイント |
| プログラム |
1.表面と接着
(1).接触角とYoungの式
(2).ぬれと表面張力
(3).ぬれと官能基
(4).官能基の極性
材料同士を接着するには、材料表面の状態が肝心である。表面張力の大きさを判定するのが先ずは最初である。表面張力と官能基の関係を解説する。
2.接着の基本
(1).分子間力
(2).化学結合力
(3).表面粗さ効果
(4).接着強度
(5).水分効果
(6).表面脆弱層(WBL)の存在
接着が生ずるには材料両者の間に力が働くことである。その力にはどんなものがあるか、また、接着力を妨害するものには何かを解説する。
3.接着性を向上させる表面処理技術の特徴と実践のポイント
(1).表面処理の基礎
(2).コロナ放電処理
(3).低圧プラズマ処理
(4).大気圧プラズマ処理
(5).紫外線処理
(6).火炎処理
(7).シランカップリング剤処理
(8).グラフト化処理
表面処理による表面張力の増加法には現在いろいろな方法が知られている。主な処理法についての概略と実践のポイントを解説する。
4.表面処理に伴う分子構造の変化
(1).空気雰囲気
(2).不活性ガス雰囲気
表面処理はどのような方法であれ、表面の分子構造を変化させる。特にプラズマ処理などの方法では高分子の分子破壊を伴うものである。これは、処理後の経時変化などにとって非常に大切な情報であることを解説する。
5.表面のキャラクタリゼーション(特性評価技術)とそのポイント
(1).X線光電子分光法(XPS)
(2).全反射赤外分析法(ATR)
(3).原子間力顕微鏡法(AFM)
表面処理した時、表面がどう変化しているか、一章の接触角の測定だけでは不十分である。最新の表面分析の方法を解説する。
6.表面処理実施上のポイントと注意点
(1).表面処理の適切な処理条件
・表面処理には材料や方法によって適切な処理条件が異なる。強い処理条件が常に良いとは限らないことを理解する。
(2).材料に対する最適処理条件
・目的の材料に対する最適処理条件は材料の種類、形状などによって異なる。自分で選択するしかない。
(3).表面処理法の長所と短所
・それぞれの表面処理法には一長一短がある。その特徴を解説する。
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| キーワード |
表面 接着 ぬれ 官能基 分子間力 化学結合力 表面脆弱層(WBL) コロナ放電処理 低圧プラズマ処理 大気圧プラズマ処理 紫外線処理 火炎処理 シランカップリング剤処理 グラフト化処理空気雰囲気 不活性ガス雰囲気 X線光電子分光法(XPS) 全反射赤外分析法(ATR) 原子間力顕微鏡法(AFM)
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| タグ |
ゴム、プラズマ、プラスチック、接着・溶着、表面処理・めっき |
| 受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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| 会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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