STAMP/STPA/CASTによる安全設計・分析の基礎と安全対策への応用および実践ポイント ~演習付~ <オンラインセミナー>

~ 複雑システムの事故防止に必要な複合要因の分析、STAMP/CASTによる事故分析と安全対策の導出 ~

・従来のFMEAやFTAでは限界だったソフトや人が絡む複雑システムに対応した安全設計手法を修得し、事故の未然防止に活かすための講座
・自動運転など故障がなくても起きる事故を事前に洗い出せるSTAMP / STPA / CAST手法を学び、複雑システムの設計段階でのリスク対策に活かそう!
・この分析手法により、事故が起きる前に危険な制御を特定し、対策を立てることが可能となります
・「センサーは正しく数値を出し、AIもプログラム通りに動いたが、状況判断が噛み合わず衝突した」といった、機能間に潜む制御の不備を抽出できるので、AIやIoTが絡む複雑なシステムにおけるリスク対策に必須なものとなっています

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講師の言葉

 複雑システムの安全分析法としてのSTAMPは、2011年にMITのNancy Leveson教授により発刊された「Engineering a Safer World」で、従来の信頼性理論による安全工学の考え方のパラダイムシフトとして提案された。これが、2024年になってようやく日本語翻訳本「システム理論による安全工学/想定外に気づくための思考法STAMP」として発刊された。従来の安全分析法(FMEAやFTA)やリスク分析法では、機械とコンピュータ・人間・組織が協調して安全を確保する多くの複雑システムの安全分析には限界があったが、これらを補う新しい手法としてSTAMPが提案されたわけである。
 車の自動運転に代表されるように、複雑システムがますます増えつつある状況で、STAMPの利用に関する産業界の興味には根強いものがある。翻訳本の出版、IPAやJASAでの研究会に関わってきた経験をもとに、産業界での実際の事故を対象にしたSTAMP理論の実践事例を説明し、従来の安全分析法との違いを含めて講義する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2026年04月02日(木) 10:00 ~ 17:00
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・産業界で、安全や信頼性が大事にされる製品やシステムの開発に係るエンジニアの方
・その品質管理や運用に関わるエンジニア、技術管理者の方など
・特に人と機械の協調でシステムの安全を長期間にわたって運用管理しなければならない産業、例えば、自動車、航空機、建設機械、医療機器、原子力・電力・化学などのプラントなどの産業に係るエンジニアの方
予備知識 ・安全工学、信頼性工学、システム工学などの初歩的な知識
・STAMPに関する初歩的な知識があると理解しやすい
修得知識 ・STAMP/STPAを用いた複雑システムの安全設計の実践に際しての勘所
・STAMP/CASTを用いた複雑システムの事故分析と改善対策の提案に際しての勘所
・CASTと従来の事故分析法(RCA)の長所と短所
プログラム

1.STAMP(システム理論に基づく事故モデル)の基本理念
  (1).システム理論による安全工学(Engineering a Safet World)の翻訳概要
  (2).STAMPの基本理念・何故新しい安全の考え方が必要か
  (3).従来手法(FTA/RCA、FMEA、HAZOPなど)との比較
  (4).事故の未然防止のためのSTPAと事故発生後の分析・対策のためのCAST

2.STAMP理論に基づく安全分析法STPA・CASTとは
  (1).STPA(システム理論に基づくハザード分析法)の概要
  ・概念設計段階での安全分析法
  (2).CAST(STAMPに基づく因果関係分析法)の概要
  ・事故後の原因分析と対策立案法
  (3).実事象へのSTAMP適用事例

3.STAMP/STPAの実践事例
  (1).遠隔クレーン制御の安全分析への適用事例
  (2).得られた教訓

4.STAMP/STPAの実践にあたっての勘所 
  (1).安全目標の峻別・米国原子力潜水艦の安全管理プログラム
  (2).抽象化と階層化にもとづく制御構造図の作り方
  (3).信頼性確保から安全制御へのパラダイムシフト
  (4).複雑システムの事故防止に必要な複合要因の分析とは

5.STAMP/CASTによる事故分析と安全対策の導出 
  (1).RCA(根本原因究明)とCASTの概要
  (2).RCAとCASTから導出された安全対策の比較

6.STAMP/CASTによる事故分析の演習 
  (1).羽田空港航空機衝突事故の分析(RCA)
  (2).羽田空港航空機衝突事故の分析(CAST)
  (3).両手法により導出された安全対策の比較検討

キーワード STAMP  STPA  CAST 安全工学 制御構造図 安全制御 複合要因の分析 RCA 安全対策
タグ リスク管理安全規格・標準品質工学FMEA・FTA・DRBFM
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
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