触媒の劣化メカニズムの基礎と触媒モデルの構築および活用のポイント <オンラインセミナー>
~ 環境触媒とその応用、触媒のキャラクタリゼーションと劣化機構、劣化触媒のモデリングとモデル活用のポイント ~
・触媒の性能や寿命の向上を実現する触媒モデルの構築と活用のポイントが修得できる講座
・触媒の劣化メカニズムと触媒モデルの構築法を修得し、触媒プロセスの最適化や効率的な材料開発へ応用しよう!
・触媒モデルは、化学反応における触媒の挙動をシミュレーションするための数学的または計算的な枠組みで、化学工業や環境技術において不可欠な要素であり、反応機構や活性サイトの特性を明らかにし、触媒の性能向上を図ることができます。
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講師の言葉
触媒は様々なプロセスにおいて必須ですが、耐久性に係る触媒劣化を正しく評価し、それを加味した触媒設計が必要です。近年では、触媒モデルを用いた設計の効率化も進められており、劣化触媒のモデル構築も重要になっています。
この講義では、自動車排気触媒を例に、触媒劣化機構の解明と、それをモデル化する手法についてお話しします。講義をする講師は、自動車排気の計測やエンジン燃焼、燃焼反応をベースとしながらも触媒のモデル化の研究を進めています。また、触媒化学といった化学系を入り口としながらも熱流体に関連する知識を必要とするのが触媒モデルの構築です。そのような方にも熱流体の基本を理解いただけるようにお話します。触媒モデルは機械と化学の知識の融合が必要であり、その橋渡しになる講義にできればと考えています。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2025年06月02日(月) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、化学・環境・異物対策 |
受講対象者 |
・触媒モデルに触れ始めた企業の若手研究者の方
・自動車、電池、化学工業、環境、燃料、エネルギー、医薬品ほか関連企業の方 |
予備知識 |
・興味があれば予備知識は必要ありません、受講して学んでみたいという意欲のみ必要です
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修得知識 |
・触媒モデルの基礎的知識と活用のポイント
・環境触媒モデル
・触媒劣化のメカニズム |
プログラム |
1.触媒の利用
(1).序論
a.触媒とは
b.触媒の利用
(2).触媒研究とその設計に向けて
2.環境触媒とその応用
(1).エネルギーと環境問題
(2).環境触媒技術
a.窒素酸化物の低減
b.自動車排ガス触媒
3.触媒の劣化とメカニズム
(1).触媒のキャラクタリゼーション
a.吸着の利用
b.分光学的手法の利用
c.表面吸着種の評価
(2).触媒の劣化機構
a.窒素酸化物浄化触媒の劣化(尿素選択還元触媒)
b.三元触媒の劣化
4.劣化触媒のモデリングとモデル活用のポイント
(1).熱移動と流れの数値解析の基礎
a.支配方程式
b.触媒のモデル化
(2).不均一触媒反応速度式
a.吸着
b.不均一系触媒反応のメカニズムとそれを表現する速度式
(3).フレッシュ触媒のモデル化
(4).劣化触媒のモデル化
a.劣化機構の数式化
b.フレッシュ触媒と劣化式を組み合わせたモデル化
(5).モデル活用のポイント
・活用におけるポイントと留意点
5.まとめと今後の展開
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キーワード |
触媒 環境触媒 窒素酸化物 キャラクタリゼーション 吸着 分光学的手法 表面吸着種 劣化機構 窒素酸化物浄化触媒 尿素選択還元触媒 三元触媒 不均一触媒反応速度式 フレッシュ触媒 劣化触媒 |
タグ |
ガス、環境、吸着、触媒、自動車・輸送機 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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