データの特徴に合った適切な異常検知手法と実装および解析精度向上の実践ポイント ~デモ付~ <オンラインセミナー>
~ データに基づく異常検知の基礎とデータの見える化による特徴抽出手法、取得データの特徴に合わせた異常検知手法の選択のポイントと実践事例 ~
・自社で取得したデータの特徴を見える化し、適切な異常検知手法を選択・実装することで、データの効果的な活用と業務課題の解決に活かすための講座
・単純に異常値(外れ値)と予測・判別するだけでなく、異常と誤判別された正常データを見つけ出し誤検出を抑えるためのノウハウを修得し、異常検知の予測精度を向上させるためのセミナー!
※デモで使用するPythonのサンプルプログラムを配布いたします
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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
製造を初めとしたビジネスの現場では、異常が生じると製造ライン全体を止めるような大きな損害につながる可能性があるため、異常が発生する前に予兆を検知することが求められます。異常検知を目指してデータを収集している企業は多いかと思いますが、実際に業務の改善に役立てるためには、大きな障壁があります。その理由として、データを活用した異常検知の実践例が少ないこと、そして実務で得られるデータを使った異常検知に対する着手が難しいことが挙げられます。
本講座では、受講者が自社で取得したデータに対して異常検知を実装できることを目指し、基礎的な考え方と、Pythonを使った実践例を紹介します。データの見える化によって特徴を把握し、特徴に合わせた異常検知手法を選択できるようになることを目指します。受講者の方にはPythonのコードを配布するため、実務データで異常検知を実践し、業務課題の解決の糸口を見つけることに役立てていただけますと幸いです。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2025年06月17日(火) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備、ソフト・データ・画像・デザイン |
受講対象者 |
・データサイエンスの勉強を始めた方やこれから始める技術者・研究者の方
・データの計測やAIを用いた解析に携わる方
・異常検知用に限らず、収集しているデータを上手く活用したい企業の技術者の方
・自社の異常検知の手法が正しいか悩んでいる方や精度を向上させたいと考えている方
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予備知識 |
・簡単な統計知識(正規分布、回帰分析程度)
・Pythonを使えること(データの取り込み、簡単な計算程度)が望ましい
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修得知識 |
・データの特徴の調べ方、特徴に合わせた異常検知手法(One-Class SVM、ARMAモデルなど)を修得できます
・異常/正常を予測するだけでなく、実際の実務にどう活かすか、どう適用できるかを考えることができるようになります
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プログラム |
1.データに基づく異常検知の基礎
(1).製造業における異常検知問題とその事例
(2).IoT/機械学習の重要性と有効性
(3).しきい値(基準値)の設定と外れ値(異常データ)の判別方法
(4).データの見える化手法とPythonを使った実践
・棒グラフ、散布図、散布図行列、ヒートマップ、折れ線グラフ、ヒストグラム、箱ひげ図
(5).性能評価
a.評価方法と評価指標:正解率、感度、特異度、精度
b.正常/異常の判別確率と精度向上のポイント
2.入出力データの特徴に基づく異常検知手法と実装のポイント
(1).分布の平均値から乖離したデータを異常として検知する手法:マハラノビスタグチ法
a.正規分布の仮定
b.異常度の算出
(2).既存の訓練データ(正常/異常)と比較して異常の割合を検知する手法:k-近傍法
a.確率分布の仮定
b.異常度の算出
(3).正常データの集団から乖離したデータを異常として検知する手法:One-Class SVM
a.データを囲む球を考える
b.異常度の算出
(4).Pythonを使った実践:マハラノビスタグチ法とOne-Class SVM
a.車両の速度と停止距離のデータ(マハラノビスタグチ法)
b.ワインの品質データ(One-Class SVM)
3.時系列データにおける異常検知手法と実装のポイント
(1).定常状態の時系列データの異常検知
a.取得済みの学習データを用いた回帰モデルの作成
b.回帰モデルによる予測値と実際の値の相関を調べる
c.過学習(過適合)の問題を考慮した回帰モデルの選択
d.機械学習のための学習データ/検証データの使い分けと交差検証法
e.自己回帰モデル(ARモデル)を用いた異常度の算出
f.自己回帰移動平均モデル(ARMAモデル)による精度向上
(2).非定常状態の時系列データの異常検知
a.ARIMAモデルから差分(I)データをとるデータ前処理
b.定常状態(AMRAモデル)とみなして異常度を算出する
(3).Pythonを使った実践:ARMAモデル
a.月平均気温の時系列データ(ARMAモデル)
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キーワード |
データサイエンス 異常検知 Python マハラノビスタグチ法 k近傍法 クラスター分析 One-Class SVM 時系列データ 非定常状態 ARMAモデル パラメータ推定 |
タグ |
統計・データ解析、精密機器・情報機器、AI・機械学習、コンテンツ、セキュリティ・暗号、ソフト品質、センサ、組み込みソフト、機械、ITサービス、工作機、制御、設備、電子機器、電装品 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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