スティックスリップ(摩擦振動)の発生メカニズムと摩擦振動対策のポイント <オンラインセミナー>

~ 摩擦振動を理解するうえで必要な「トライボロジー」と「機械力学」、摩擦振動の発生メカニズム、摩擦振動の対策 ~

・スティックスリップにより発生する加工精度・機械部品の寿命・使用時の快適性・エネルギー効率の問題解決に活かすための講座!

・摩擦・摩耗と振動の原理に基づく摩擦振動の発生原因を正しく理解し、適切なスティックスリップや異音の対策に活かそう!

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講師の言葉

 摩擦によって励起される振動(摩擦振動)は、自転車のブレーキ音や黒板上のチョークの振動のように、身近で古くから知られる現象です。近年、機械の運動は、高効率化(省エネルギー化)だけでなく、振動や異音が生じない「なめらかな運動」が求められています。これは、乗用車に代表されるように、人と機械の距離が近い環境においては、人の快適性が機械の価値を左右する重要な要素となっているためです。振動や音の問題は、発生メカニズムを理解することで、問題解決の具体的な方針を見つけられますし、設計開発の段階であれば、予想・回避することも可能です。
 本セミナーでは、摩擦振動について、トライボロジー(摩擦)の基礎と機械力学(振動)の基礎から説明し、メカニズムを解説した上で、その抑制方法を紹介します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2025年03月25日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備加工・接着接合・材料
受講対象者 ・摩擦振動(音)の課題に取り組まれている方
・摩擦振動により発生する加工精度、機械部品の寿命、使用時の快適性、エネルギー効率の問題を抱えている方!
予備知識 ・特にございませんが、常微分方程式の知識があると理解しやすいです
修得知識 ・摩擦振動を理解するうえで必要なトライボロジー、機械力学に関する基礎知識
・摩擦振動のメカニズムと対策技術
プログラム

1.スティックスリップ:摩擦振動とは

  (1).摩擦振動(音)の事例

  (2).発生要因と分類

 

2.摩擦振動を理解するうえで必要な「トライボロジー」の基礎

  (1).トライボロジーとは

  (2).接触(見かけの接触面積と真実接触面積)

  (3).摩擦(静摩擦と動摩擦)

  (4).潤滑(3つの潤滑状態)

 

3.摩擦振動を理解するうえで必要な機械力学(振動)の基礎

  (1).モデリングと運動方程式

  (2).運動方程式の解法

  (3).不減衰振動と減衰振動

  (4).強制振動

  (5).自励振動

 

4.摩擦振動の発生メカニズム

  (1).スティックスリップ

  (2).摩擦の速度弱化特性による自励振動

  (3).構造不安定性による自励振動

 

5.摩擦振動の対策のポイント

  (1).「振動の分類」の方法による最適な対策立案

  (2).摩擦特性調整による対策

     a. 摩擦特性測定における注意点

     b. 潤滑油による調整

     c. 摩擦面による調整

  (3).構造設計による対策

キーワード スティックスリップ 摩擦振動 トライボロジー 接触 摩擦 機械力学 運動方程式 不減衰振動 減衰振動 速度弱化特性 摩擦特性調整
タグ トライボロジー紙送り機構機械工作機軸受け自動車・輸送機車載機器・部品振動・騒音精密機器
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日