先端音響信号処理の基礎と最新音響技術および高機能な製品開発への応用 <オンラインセミナー>

~ 音波・聴覚の特徴、デジタル信号処理の基礎、適応信号処理、音による空間シェアリング、高音質復元とピンスポット快音化 ~

・高い注目を浴びているデジタル音響技術を活用した最新の音響システム技術を修得し、付加価値の高い製品開発に応用するための講座
・社会ニーズに合わせた音響システムの活用法と最新技術を修得し、先端音響技術を活かした製品やサービスの開発に応用しよう!

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講師の言葉

 音響システムは、様々な商品開発において、大きな付加価値をもたらす可能性を秘めている。単に音楽や音声を伝えるだけでなく、例えば音のスポットライトなど、社会ニーズに合わせて音響システムを活用することもできる。近年コンピュータの進化に伴い、ハイレゾ等に代表されるようなデジタル音響技術を活用した音響システムが高い注目を浴びている。その結果、様々な応用用途を持つ音響システムが提案され、新しい時代を迎えつつある。本講演では、そうした音響システムの可能性を追求し、音響信号処理に基づく最新の音響技術を中心に解説し、社会における音の役割や可能性について説明する。特にビデオ映像や音源を中心に受講者にも音が見える(音を体験できる)形で講演する予定である。

セミナー詳細

開催日時
  • 2024年11月20日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナーソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・電気・電子系、機械系、情報系の技術者や技術コーディネータの方
・特に音を活用した商品開発に興味のある技術者の方に最適
予備知識 ・必須ではないが、工学(中でも信号処理)の基礎に対してある程度の予備知識があると、受講理解度が格段に向上します
修得知識 ・音響信号処理に関する基礎
・社会の中で音響信号処理がどのように役立つのか応用技術
プログラム

1.音の基礎
  (1).音波の特徴
    ・音波の基本的性質 
  (2).聴覚の特徴
    a.主観的な音の性質
    b.先行効果(ハース効果)
    c.カクテルパーティー効果

2.音響信号処理技術の基礎
  (1).アナログとデジタル
  (2).音のデジタル信号処理の基礎
  (3).時間領域と周波数領域
  (4).畳み込み演算
  (5).適応信号処理

3.先端音響信号処理の基礎
  (1).マイクロホン・スピーカの特徴と仕組み
    a.マイクロホンの指向特性
    b.音響システムの流れ
    c.マルチウェイスピーカ方式
  (2).パラメトリックスピーカの仕組みと基本原理
    ・超音波スピーカ
  (3).レーザーマイクロホンの仕組みと基本原理
    ・レーザ光を利用した音響計測システム(光マイクロホン)
    ・光で音を読み取る未来型マイクロホン
  (4).ビジュアルマイクロホンの仕組みと基本原理
    ・カメラで音を録る技術

4.先端音響技術の応用/事例および社会実装に向けて
  (1).音による空間シェアリング
    ・パラメトリックスピーカを用いたピンスポットオーディオの実現とその応用および社会実装に向けた取り組み事例
    ・ある場所にだけ音を伝えて、それ以外の場所には音を伝えない技術
    ・音像プラネタリウム(音のプロジェクションマッピング)
    ・音像ホログラム
  (2).レーザー/ビジュアルマイクロホンによる遠方音の獲得と深層学習による高音質復元とその応用および社会実装に向けた取り組み事例
  (3).パラメトリックスピーカによる騒音環境のピンスポット快音化(ノイズ・デザイン)とその応用および社会実装に向けた取り組み事例
    ・ノイズサウンド・デザイン
    ・快音化の基本コンセプトと原理

5.まとめと今後の展望

キーワード 音波 聴覚 音響信号処理技術 デジタル信号処理 パラメトリックスピーカ レーザーマイクロホン ビジュアルマイクロホン 高音質復元 快音化 
タグ 精密機器・情報機器信号処理音声処理
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日