電子機器の設計手戻りを防ぐためのEMCノイズ対策のポイントと実践ノウハウ ~デモ付~ 【弊社研修室】

~ EMC対策設計に必要なエンジニアリング・スキル、手戻りを防ぐための設計段階におけるEMC対策のポイントと実践ノウハウ、これからの設計者に必要なEMC対策の最新技術 ~

EMCの原理や効果的な対策手法から製品設計時の具体的なポイントや最新技術までを修得し、設計実務に活かすための講座

・EMC対策を正しく実践するための知識やノウハウ、対策ツールの効果的な活用方法を修得し、製品開発コストの削減や納期短縮に活かそう!

・PLMツールやMBSEの活用、CAEにおけるAI活用などのEMC対策設計における最新技術を修得し、複雑化・高密度化する電子機器開発に適切に応用しよう!

講師の言葉

 EMC対策は、商品設計段階で実施することで後戻りを減らし、開発のコストや納期を短縮すると言われ、設計段階で実施できるシミュレーションツールやEMCルールチェッカなどを導入されEMC対策設計を実践されているメーカーも増えています。また、プリント基板設計を外部委託する際に、EMC対策設計を含めて外部委託するケースも増えています。実際に、このようなEMC対策設計は有効に活用できているでしょうか?いくらシミュレーション・スキルに秀でていても、 EMCリテラシー(EMCの知識や判断力、活用する能力)が備わっていなければ、何を以て正しいのかを判断し、第三者を納得させることは難しいのではないでしょうか。

 そこで、本講座ではEMCリテラシーを醸成するためのEMCの原理・原則や効果的な対策手法といった基礎知識から、実際に製品に活用する際に注意すべき点や実際に活用した事例を御紹介するとともに、今後のEMC対策設計として、PLMツール、MBSEの活用やCAEにおけるAIの活用動向について御紹介していきます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2024年12月09日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備ソフト・データ・画像・デザイン品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・産業機器、民生機器などの電子機器の開発者
・プリント基板設計を外部へ委託している技術者
・回路設計、プリント基板設計に携わる技術者
・電気設計の設計手法を見直したい技術者
・EMC対策設計を知りたい、身に着けたい技術者
予備知識 ・電子回路の基本的な動作がある程度理解できる方
・ノイズとはなにか、といった基本的なところは理解・予習されている前提で進めます
修得知識 ・EMC対策設計の体系的な理解
・EMCシミュレーションツールやEMCルールチェッカの活用方法の理解と活用するために必要なスキルの理解
・プリント基板を外部委託する際に起こるEMC問題の早期発見と対策の指針
・EMCの原因と対策を第3者に伝えるための知識と可視化についての理解
・メカ(構造)設計とエレキ(電気)設計とソフトウェア設計の連携することの重要性とPLMを使った具体的な連携方法
・要求機能をハードウェアで実現する場合とソフトウェアで実現する場合のメリットとデメリット
・CAEツール(シミュレーションツール)のAI活用動向
プログラム

1.EMC対策設計に必要なエンジニアリング・スキル

  (1).EMCによって引き起こされる問題と発生メカニズム

    a.ノイズによるリコールの事例

    b.EMCの可逆性

    c.アンテナ構造を知る

  (2).各種EMC規格について

    a.EMC規格の概要

    b.EMC測定に必要な知識(準尖頭値/LISN/EMCテストプランの書き方)

    c.各種EMI/EMS測定イメージ

 

2.手戻りを防ぐための設計段階におけるEMC対策のポイントと実践ノウハウ

  (1).なぜ、最終のEMC評価の段階でNGが発見されるのか

    a.一般的な商品開発の流れとEMC評価

    b.設計段階で対策することのメリット

  (2).EMCノイズの予測技術

    a.電気特性(SI/PI/EMC)検証ツールの御紹介

    b.3次元電磁界解析ツールによるEMCの検証事例の御紹介

    c.プリント基板設計にリンクしたEMCルールチェック

    d.設計段階でEMC予測の問題点

  (3).EMC対策設計の実践

    a.回路設計におけるEMC対策のポイント

    b.プリント基板の種類と構造

    c.プリント基板設計におけるEMC対策のポイント

    d.EMCノウハウ集の活用

    e.対策事例の御紹介

 

3.これからの設計者に必要なEMC対策の最新技術

  (1).メカ・エレキ・ソフトウェア開発の連携

    a.システム開発の流れとハードウェア/ソフトウェアで実現するメリットとデメリット

    b.CADデータ連携のためのPLM(Product Lifecycle Management)の活用

    c.MBSEの活用によるEMCノイズ対策設計

  (2).シミュレーションツールの活用

    a.クラウドの活用

    b.AIを活用したシミュレーション技術の展望

キーワード EMC対策 ノイズ対策 ノイズ源 電磁両立性 EMI エミッション 電磁妨害 電磁干渉 電磁障害 EMS イミュニティ 電磁感受性 ノイズ予測 電磁界解析 プリント基板設計 EMCルールチェッカ EMCリテラシー PLMツール CAE MBSE AI モデルベースシステムズエンジニアリング
タグ 精密機器・情報機器AI・機械学習アンテナクラウドコンピューティングリスク管理規格・標準スマートフォン商品開発検査シミュレーション・解析ソフト品質信頼性試験・故障解析生産管理品質管理ノイズ対策・EMC・静電気未然防止パワーデバイスプリント基板モータロボット医療機器回路設計機械要素基板・LSI設計磁石・磁性材料実装車載機器・部品設計・製図・CAD絶縁電気電源・インバータ・コンバータ電子機器電子部品電磁波電装品LSI・半導体
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
contact us contact us
各種お問い合わせは、お電話でも受け付けております。
03-5322-5888

営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日