「欧州AI規制法」および生成AI利活用に関する法的問題への実務対応と社内ルール整備の実践ポイント <オンラインセミナー>
~ 生成AIによるコンテンツ、モデル、データセット、プロンプトの知的財産権の帰属、AI開発業務契約のポイント、欧州AI規制の概要と対応策 ~
・急速に企業での活用が進んでいるAIの国内外の規制について先取りし、実務対応に活かすための講座
・AIシステムの安全性や信頼性と人権尊重を確保するAI規制のグローバルスタンダードとなる「欧州AI規制法」の最新動向をつかみ、対策を急げ!
・生成AIの利活用に関する規制や問題点について学び、社内ルール整備に役立てよう!
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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
(第1部)
ChatGPT等の急速な普及等により、生成AIの業務利用を推進する企業が急増しています。しかし、生成AIの利用にあたっては、法的に留意すべきポイントが数多くあり、急速に実務が動いています。そこで、本セミナーでは、生成AIの利用にあたってのポイントについて、企業における利用態様を踏まえて基礎から実務上のポイントについてまで解説します。
(第2部)
欧州委員会は、2024年6月、世界で初めてとなる包括的なAI規制法であるAI法を制定しました。また、欧州委員会は、2022年9月28日には、契約外の事由(不法行為等)に関する過失に起因した、AI システムの製造者又は利用者に対する損害賠償責任のルールを整備したAI 責任指令案と、AIシステム等のソフトウェアを含む製造物の欠陥に起因する損害賠償責任のルールを全面的に改正する製造物責任指令の改正案を公表しており、それぞれ最終化が進められています。これらの規制は、EU各国はもちろん、グローバルでのAIシステム・ソフトウェアに関する法的責任を巡るルールに改革をもたらす可能性があります。
そこで、本セミナーでは、まず、AI規則案、新しいAI責任指令案・改正製造物責任指令案といったEUの最新AI規制動向の要点を把握したうえで、関連するEUのデジタルサービス関連の諸規制の動向等も踏まえた、AIシステム・ソフトウェアの開発販売を行う日本企業に求められる実務対応を解説します。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2024年11月01日(金) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、ソフト・データ・画像・デザイン、研究開発・商品開発・ ビジネススキル |
受講対象者 |
・企業で生成AI活用に関わる方全般
・AIシステム・ソフトウェアの開発・販売(輸出を含む)に従事している方
・AIを利用したセキュリティー・IT・IoT・DX関連事業に従事している方 |
予備知識 |
・特に必要ありません |
修得知識 |
・生成AIの利用にあたってのポイントと法的問題への実務対応(入門~中級レベル)
・AIシステムに対するEU規制の最新動向と実務対応の方向性
・日本のAIに関連する規制動向と実務対応の方向性 |
プログラム |
(第1部)生成AI利活用に関する法的問題と実務対応
1.生成AIの基礎・企業における生成AIの想定され得る利用態様とメリット・デメリット等
(1).生成AIとは?
(2).生成AIの仕組みと限界、使い道・得意/不得意
(3).生成AIの利用態様とメリット・デメリット
a.ChatGPT 等の一般向けの生成 AI を社内で利用
b.生成AIをAPI で利用し、ファインチューニングやプロンプトデザインする等して利用
c.特定目的用の生成AI を自社又は委託先を使って独自開発して利用)
2.データ利活用に関する問題点
(1).個人情報・プライバシーとの関係(日本法上の整理・GDPR等グローバルの規制動向)
(2).機密情報・営業秘密・限定提供データとの関係
3.著作権等の知的財産権との関係(画像生成AIの利用時の問題を含む)
(1).開発・学習段階のデータ収集との関係(著作権法とオーバーライド問題含む)
(2).生成AIからのコンテンツ出力と著作権等の侵害可能性
(3).生成AIから生み出されたコンテンツ・生成AIモデル・データセット・プロンプトの知的財産権の帰属
4.生成AI自体への規制との関係
(1).AIについての法規制の可能性(グローバルの規制動向も踏まえて)
(2).生成AIの利用と業法(金融規制等)抵触の可能性
5.生成AIの利用と法的責任・倫理的な責任
(1).生成AIと法的責任(出力した内容の正確性・公平性・適法性等に問題があった場合等に
ついての利用態様毎の整理等)
(2).生成AIとAI倫理
6.生成AI関係のルール整備と関連契約等
(1).社内ルールの整備のポイント
(2).生成AI事業者の利用規約(API利用規約を含む)の検討ポイント
(3).AI開発業務の委託先(パートナー)との契約のポイント
7.質疑応答
(第2部)欧州AI規制法とその対応ポイント
1.欧州AI規制の全体像
(1).EUの規制
(2).AIの学習・利用に関する規制
2.AI法
(1).適用対象
(2).要件
(3).エンフォースメント
3.AI責任指令
(1).適用対象
(2).証拠開示
(3).推定制度
4.改正製造物責任指令
(1).適用対象
(2).証拠開示
(3).推定制度
5.学習データ規制
(1).GDPR
(2).EU著作権指令
(3).データ法
6.利用規制
(1).EU著作権指令
(2).デジタルサービス法
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キーワード |
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タグ |
AI・機械学習、特許・知的財産、法律 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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