公差設計・設計計算の基礎と設計トラブル未然防止のポイント【弊社研修室】

~ 機械設計における公差設定のポイント、設計計算の手順と根拠の明確化、実際の設計におけるトラブル未然防止のポイント ~

・設計計算に基づいた寸法や公差設定の方法を修得し、設計トラブルの未然防止に活かすための講座
・経験豊富な講師から公差設計における設計計算の手順とポイントを修得し、要求品質を満たした製品開発に応用しよう!

講師の言葉

 機械設計では要求品質を満たすためのあらゆる検討や設計計算をもとに現物の製品(モノ)として形にすることをしています。設計においての寸法やその公差の決め方考え方は、その製品の性能、品質に大きく影響するものです。
 しかし、日頃の設計においては標準化や流用など時間をかけずに設計可能であったり、前例に基づいた値を設定することで、特に設計計算もすることなく何となく設計できてしまっていることは無いでしょうか。また、CAEソフトウェアや計算ツールなどを利用し、理屈や根拠はよくわからないまま解析結果を利用していることも多いのではないかと思います。
何も問題なく製品ができれば良いですが、不具合やトラブルの発生においては、その対処において設計の考え方が重要なものとなります。
 本講座においては、製品開発のうえで設計根拠となる設計計算に基づいた寸法や公差設定の方法、それらの表記を学習します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2024年11月19日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・機械設計業務に従事されている技術者の方
・寸法や公差の決定方法や設計計算の手順、方法を修得されたい方
・自動車、航空、家電、機械、その他関連企業の方
予備知識 ・機械設計業務に従事したことがあり、設計業務の内容が概ね理解できること
 もしくは学校や訓練校等で製図や加工知識などの専門技術を学んだことがあること
修得知識 ・製品設計に必要な寸法、公差の指定、設定根拠を理解できる
・設計計算の方法、手順を理解できる
プログラム

1.機械設計の基礎
  (1).ものづくりにおける“設計”業務
  (2).機械設計の分類
  (3).設計の流れと考え方
  (4).設計意図

2.製品設計の設計計算と寸法決定
  (1).設計における寸法決定
a.重要箇所・設計意図
  (2).設計計算
a.設計プロセスと設計計算
b.設計計算の手順とポイント
c.設計根拠の明確化(設計計算書)
  (3).公差設計
a.公差の概要
b.公差の表現方法
c.公差計算の方法(完全互換性/不完全互換性)
d.公差設計、公差解析に必要な知識
  (4).幾何公差
a.幾何公差の必要性
b.幾何公差の概要
  (5).公差設計のポイント
a.精度とコストのバランス
b.設計ノウハウ
  (6).設計意図の表現

3.実際の設計とトラブル未然防止のポイント
  (1).設計トラブルの要因
  (2).良い設計とは
  (3).トラブル未然防止のための設計
    a.設計根拠の明確化
    b.解析、シミュレーションの有用性
    c.情報共有とレビュー
  (4).機械設計の未来
a.ツールの高度化とその利用
b.ブラックボックス化とエンジニアスキル

キーワード 機械設計 要求品質 製品開発 公差設計 幾何公差 設計意図 妥当性 信頼性 寸法 設計計算 設計根拠 設計思想
タグ 機械機械要素設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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