マイクロ接合技術・実装技術の基礎と破面解析・信頼性評価のポイント <オンラインセミナー>
~ マイクロ接合・実装技術の基本要素技術、マイクロ接合部の状態把握・寿命評価特性の評価法、損傷劣化部の破面解析、損傷劣化メカニズム ~
・マイクロ接合部のひずみ応力発生とその応力集中を学び、結晶組織構造の変化・欠陥の発生源究明に活かすための講座!
・破断面解析を活用した損傷起点の観察・評価法を具体的な事例を通して修得し、はんだ・めっき・ボンディング・封止等、マイクロ接合部の信頼性確保やトラブル防止に活かそう!
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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
エレクトロ二クスにおけるダウンサイジングは、高性能、高機能化への必然的プロセスであります。 半導体集積率の進化予測を予言したムーアの法則が限界を迎えたとの記事に接して久しく、エレクトロニクスへの実装技術が果たすべき役割の重要性をいまさらながら実感します。
マイクロ接合・実装技術の課題は、端的に「不均質性」だと考えます。ダウンサイジングによって「不均質性」があらわとなり、信頼性評価において不安定要素のバラツキが顕著になります。マイクロ接合部のひずみ応力発生とその応力集中、結晶組織構造の変化や欠陥の出現など、克服すべき課題は尽きません。
本セミナーでは、エレクトロニクスにおけるマイクロ接合・実装技術の分析解析評価手法について、できるだけ多くの具体的検証事例を紹介しながら、平易にわかりやすく解説します。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2024年05月30日(木) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備、品質・生産管理・ コスト・安全 |
受講対象者 |
・エレクトロニクスにおけるマイクロ接合・実装技術の入門者から実務経験者の方
・研究、開発、信頼性、品質、分析、生産技術部門の方
・はんだ接合、めっき、ボンディング、封止などに携わる電装品、電子部品関連企業の方 |
予備知識 |
・特に予備知識は必要ありません。走査電子顕微鏡(SEM)、また、はんだ、ワイヤボンディング、めっきなどの知識あれば、より理解が深まります。 |
修得知識 |
・エレクトロニクスにおけるマイクロ接合・実装技術に関する総体的概念の理解、そしてその課題解決策の一助となりえる |
プログラム |
1.エレクトロニクスにおけるマイクロ接合・実装技術の基礎と信頼性課題
~マイクロ接合・実装技術の特質性とその課題は何か、寿命予測をどのよう評価すればよいのか~
(1).マイクロ接合・実装技術の現状と課題
(2).マイクロ接合部・実装技術の信頼性評価(疲労寿命予測と不良対策)
(3).マイクロ接合部・実装技術における損傷発生と破面解析
2.マイクロ接合・実装技術の基本要素と特徴
~マイクロ接合・実装技術の基本要素とその特徴はどんなものなのか~
(1).はんだ接合、ろう接合(溶融接合との違い)
(2).めっき接合(表面処理の重要性)
(3).超音波、レーザー、接着(接合の手法)
(4).拡散、接着、封止(接合形態)
(5).導電性ペーストや機械的嵌合状態のリアルな接合観察事例
3.マイクロ接合・実装技術の分析手法
~何を視たいのか/知りたいのか、どんな手法/装置機器で分析するのか~
(1).物理分析(解析)手法の原理と特徴
(2).分析目的に最適な各種分析装置機器の活用
4.マイクロ接合・実装技術の観察・評価法
~マイクロ接合部の状態把握、そして寿命評価特性をどのように観察、評価するのか~
(1).耐久試験評価値と試験品の損傷劣化状態マッチング検証
(2).断面観察法と強制剥離観察法
(3).損傷劣化部の破面解析(損傷起点と伝播方向、破壊メカニズムの構築)
(4). 結晶組織構造観察の重要性(EBSD結晶方位解析の応用)
(5).マイクロ接合部のリアルな力学特性評価法
5.マイクロ接合・実装技術の故障解析と信頼性評価事例
~損傷劣化の起点はどこにあるのか、そして何故にそこから始まるのか(要因の解明)~
(1).破面解析による破壊のメカニズム
(2).構造因子による腐食のメカニズム
(3).鉛フリーはんだの熱疲労損傷(寿命予測と信頼性評価)
(4).鉛フリーはんだウィスカの発生メカニズム
6.質疑応答
~セミナー内容やその他質問など、何でも遠慮なくお申しつけください~
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キーワード |
マイクロ接合 寿命予測 はんだ接合 導電性ペースト 断面観察法 強制剥離観察法 EBSD結晶方位解析 熱疲労損傷 ウィスカ |
タグ |
品質管理、はんだ、基板・LSI設計、電子部品、LSI・半導体 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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