SOTIF(ISO21448)の基礎と関連規格および自動運転機能の安全性確保への応用 <オンラインセミナー>

~ SOTIFと機能安全、SOTIFの原則、意図する機能の仕様と設計、ハザードの識別と評価、検証及び妥当性確認戦略の定義 ~

・適用が進んでいるSOTIF(ISO21448)を先取りし、自動運転や運転支援システムの安全性確保に応用するための講座
・性能・仕様の不十分性や人の誤使用によるリスクを低減・回避するためのSOTIF(意図した機能の安全性)規格を正しく理解し、自動運転システムの安全性向上に対応しよう!

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講師の言葉

 このセミナーではISO21448 SOTIF(意図した機能の安全性)について詳しく解説します。自動運転機能の安全性向上を主としたSOTIFの重要性を理解した上で、SOTIFと機能安全の定義、リスク原因、ISO 26262との関連性などを学びます。SOTIF活動の概要や管理方法、危険事象モデル、エリアシナリオカテゴリ、そして「認知・計画(判断)・操作・モデル」原則についても取り上げます。
 さらに、意図した機能の仕様と設計、ハザードの識別と評価(SOTIF-HARA)、潜在的な機能的不十分性とトリガー条件の識別と評価、SOTIF関連リスクに対処する機能的変更などについて深掘りします。そして、検証や妥当性確認戦略の定義、既知および未知の危険シナリオの評価方法を学び、SOTIF達成の評価や運用段階でのSOTIFの扱い、関連法規や規格についても解説します。最後に、GSN (Goal Structuring Notation)について学びます。車載組み込み機器の開発者にとって、このセミナーは自動運転の安全確保における理解を深めるための重要な機会となります。

セミナー詳細

開催日時
  • 2023年10月23日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・自動運転技術や車載組み込みシステムに関わるエンジニアや研究者の方
・自動車業界で働くプロジェクトマネージャーやプロダクトマネージャー、品質保証(QA)担当者、リスク管理やコンプライアンス担当者の方
・車両安全基準や法規制、機能安全基準ISO 26262に関する知識を深めたい自動車関連企業の経営層や戦略立案者、政策決定者の方
ISO21448 SOTIFを用いて自動運転機能の安全性を確保する方法を学びたいと考えている方
予備知識 ・基本的な自動運転技術や車載システムの知識があると理解が深まります
・機能安全規格ISO 26262や品質管理規格IATF 16949についての基本的な理解があると、セミナーの内容をより深く理解するのに役立ちます
修得知識 ・ISO 21448 SOTIFの基本理解
・SOTIFとISO 26262の関連性
・SOTIFの管理原則
・潜在的な機能的不十分性とリスクの評価、及び検証戦略など、自動運転システムの安全性向上に向けた基礎的な知識
プログラム

1.モチベーション (動機)
  (1).自動運転機能の安全性 :インシデント
  (2).SOTIFの意図

2.SOTIFと機能安全
  (1).定義 :SOTIFと機能安全
  (2).定義 :不合理なリスクの原因
  (3).ISO 26262の開発活動とISO 21448の条項との相互作用

3.SOTIF活動の概要と構成 :SOTIFの管理
  (1).SOTIFの原則 - 危険事象モデル
  (2).SOTIFの原則 - 4つのエリアシナリオカテゴリ
  (3).SOTIFの原則 - 「認知・計画(判断)・操作・モデル」

4.意図する機能の仕様と設計
  (1).意図した機能の仕様
  (2).システム設計とアーキテクチャ

5.ハザードの識別及び評価 - SOTIF-HARA
  (1).ハザード識別
  (2).リスク評価
  (3).受容基準の仕様

6.潜在的な機能的不十分性及びトリガー条件の識別及び評価
  (1).潜在的な機能的不十分性とトリガー条件の識別と評価 – 分析
  (2).受容性の推定

7.SOTIF関連リスクに対処する機能的変更
  (1).対策・導入
  (2).システム変更
  (3).権限委譲
  (4).ミスユースへの対処

8.検証及び妥当性確認戦略の定義
  (1).統合とテストの仕様
 
9.既知の危険シナリオと未知の危険シナリオの評価
  (1).センシングの検証
  (2).計画(判断)アルゴリズムの検証
  (3).アクチュエーションの検証
  (4).統合システムの検証
  (5).残存リスクの評価

10.SOTIF の達成の評価 - SOTIFリリース
  (1).SOTIF を評価するための方法及び判定基準
  (2).SOTIFリリースの勧告

11.運用段階のSOTIF
  (1).観測対象
  (2).SOTIFの問題評価および解決プロセス

12.関連法規、関連規格
  (1).法規(ECE)
  (2).品質管理IATF16949
  (3).機能安全ISO26262
  (4).自動運転UL4600
  (5).STAMP/STPA

13.GSN (Goal Structuring Notation)

キーワード SOTIF  ISO 26262 機能安全 インシデント 危険事象 ハザード識別 リスク評価 受容基準 トリガー条件 ミスユース 危険シナリオ 

タグ 自動運転・運転支援技術・ADASリスク管理規格・標準組み込みソフト自動車・輸送機電装品
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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