海外調達のための「技術仕様書」作成法とそのポイント <オンラインセミナー>
~ 調達手順の基本、海外サプライヤーの探し方と技術信用能力事前審査、見積依頼書と注文書の作り方、品質不良と納期遅れの防ぎ方、技術仕様書の作り方と管理ポイント ~
・海外調達手順と調達システムにおける仕様書の役割、最重要文書である技術仕様書作成のための具体的な手法を修得し、実務で活かすための講座
・原価抑制と品質向上、スムーズな取引を行うために重要な海外物品調達のための英文技術仕様書の作成法を修得し、海外調達を成功させよう!
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講師の言葉
30年に及ぶグローバル化はここへきて賞味期限をむかえ、分断現象をもたらしている。その結果物、人、お金の動きが影響を受け世界が混乱しだした。サプライチェーン供給網の大きな変化と言われいるが、その中身が具体的に説明されることはほとんどない。ここに供給網は、鉄の輪ッカとこれらをつないだ一本の鎖、それと鎖を組み合わせた網と言う3つの要素から構成されている。これらの中で一番大切なのは鉄の輪で、これ即ち技術仕様書となる。
調達業務の基本的な流れは、適正物品の選択業者の能力審査+見積依頼書+見積書+注文書となるが、これらをつなぐ影の最重要文書が技術仕様書となる。物品売買の最上流に位置する事業者と最下流の部品メーカーも目に見えない技術仕様書でつながっていて、その間に立場別の仕様書が数多く存在する。今回のセミナーでは調達手順そのものと、調達システムにおける仕様書の役割、仕様書作成のための具体的な手法である構成(平面)と構造(立体)を解説し、各種の事例を数多く紹介します。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2024年04月30日(火) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、研究開発・商品開発・ ビジネススキル |
受講対象者 |
・調達品の売買契約作成者
・法務部門、海外調達購買、試験研究、設計、製造、品質管理、材料等の部門関係者の方
・物品売買に関心のある方、技術部門の管理者の方 |
予備知識 |
・英文の読解力
・調達に関する基礎知識 |
修得知識 |
・海外調達の基本手順
・技術仕様書の重要性、仕様書に対する立体感の把握
・仕様書のあるべき姿と作成方法 |
プログラム |
1.国際事業環境と日本の実態
(1).ジャパンビジネスの特異性
(2).海外調達は貿易戦争
(3).調達先に対する教育
(4).日本の物作り実力
(5).日本の産業経済と社会
(6).社会、事業環境の変化
2.どんな物品にも当てはまる調達手順の基本
(1).四大特徴
(2).超えられない壁2つ
(3).調達環境の変化
(4).外調達の実態
(5).国内ト海外商習慣差
(6).海外調達のソフトインフラ1
(7).海外調達のソフトインフラ2
(8).調達業務の全容分割
(9).調達業務の流れ
(10).調達業務のパッケージ
(11).業務の流れと主な書類
(12).海外調達手順の違い
(13).開発品の調達
(14).海外調達必勝トラの巻
3.海外サプライヤーの探し方と技術信用能力事前審査
(1).適切な調達物品の選び方
a.海外調達成否の4条件
b.失敗しない物品選択
(2).サプライヤーの探し方
a. 見つかれば調達の80%は達成
b.商社に頼らず探す、自ら探す
c.体系的なシステム上の取り組みが大切
d.最後は自分で直接資料にあたる
e.あらかじめ制約条件を調べておく
f.楽な探し方は高額調達となる
(3).技術信用能力審査のやり方
a.事前審査をする4つの目的
b. 甘い審査の失敗事例カズカズ
c.発注者の要求能力をはっきりしておく
d.供給者の保有能力を現場で審査確認
e.基本能力は5つに分解する
f.審査に必要なチェックリスト
g.合否総合判定基準を決めておく
h. 合格を前提に審査をする
4.見積依頼書と注文書の作り方
(1).見積依頼書の完成度と注文書
(2).書式と様式
(3).基本事条件の構成要素
(4).典型的事例
(5).技術要求書
5.品質不良と納期遅れの防ぎ方
(1). 品質確保
a.発注者が直面している問題
b.品質が不安定な原因は
c.品質の内外差とその背景
d.初歩的な品質不良のおさえかた
e. 立会検査に必要な文書はなにか
f.品質トラブル防止の3段法
g.品質向上とコストの相関関係
h.検査専門会社を上手につかう
i.検査業務外部委託のやりかた
j.品質確保は見積り依頼書から
(2).納期確保
a.海外メーカ納期遅れの実態(日本は例外的)
b.共通する納期遅れ防止の基本手順
c.専門組織と人と費用は不可欠
d.納期遅れから何を学ぶか
e.納期管理業務の外部委託
f.必要最小限の管理書類
g.発注後の契約履行を管理と監視
6.クレーム処理とアフターサービス品の調達
(1).クレーム処理業務の流れ図と実際
(2).不量品通知書(Non Conformance Report=NCR)でクレーム 全容を可視化
(3).アフターサービス品の調達
7.技術仕様書の作り方と管理ポイント
(1).調達業務と仕様書の関係
a.仕様書と商業関係文書
b.契約書の読み方と仕様書の作成
c.契約の見方ととらえ方
d.仕様書と技術関連文書の関係
(2).仕様書と各種の管理ポイント
a.仕様書とクレーム発生の要因
b.仕様書と売買形態
c.物品売買形態詳細
d.仕様書の構成要素
e.仕様書は全ての鍵
f.仕様書と組織の関係
g.仕様書とその用途
h.仕様書と価挌の関係
i.仕様書の内外差
j.仕様書作成の手引き
k.物品別仕様構成要素
l.仕様書と部門別原価の考え方
(3).仕様書の読み方と作り方
a.仕様書とは何か、その機能展開
b.標準仕様書と個別仕様書
c.仕様書に使われる言語と用語
d.仕様書の書式・内容・まとめ方
e.仕様書特別付帯事項
f.仕様書作成の枠組とその実際
8.仕様書の事例紹介
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キーワード |
海外調達 技術信用能力 サプライヤー 見積依頼書 注文書 品質不良 納期確保 クレーム処理 技術仕様書
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タグ |
海外進出・中国、リスク管理、調達、品質管理、仕様書・要件定義 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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