統計的品質管理(SQC)の基礎と応用および実務ポイント <オンラインセミナー>

~ 品質管理のためのSQCとQC、新QC7つ道具、統計解析のためのSQCと多変量解析、実験計画法、実務に適用するヒント、コツ、注意点 ~

・問題解決の視点で統計的品質管理の基礎から応用までを修得し、実務で応用するための講座
・統計的品質管理を実務に適用する際のヒント、コツ、注意点を修得し、品質管理や製品開発へ応用しよう!

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講師の言葉

 統計的品質管理(Statistical Quality Control:SQC)には、管理図(Control Chart)をはじめとするQC手法以外にも、重回帰分析(Multiple Regression Analysis:MRA)や主成分分析(Principle Component Analysis:PCA)などの多変量解析(Multivariate Analysis:MVA)、最適計画法(Optimal Design)を含む実験計画法(Design of experiment:DOE)など非常に多くの手法があり、多くの方が関心をお持ちだと思います。その適用分野は製造業だけでなく、顧客データを主体とした営業販売やアンケートを基にした社会調査などにも及びます。さらに現代ではビッグデータを基にした新規ビジネスの創出(イノベーション)にも発展しています。しかし初めて勉強するときは、どの分野で何をどのように勉強すればいいか悩むものです。本講座はそのような悩みをもつさまざまな業種の方々を対象に、講師が実践してきた具体的な実務事例をもとに、問題解決の視点でSQCの基礎から応用までを駆け足で体験して頂きます。本講義の導入部分で簡単なアンケート調査を行い、参加される方々のご希望を確認したうえで、講義の進め方も調整致します。本講座を受講された後、興味を持たれた統計的手法をより詳しく学ぶことができるようテキストにも参考文献を挙げてあります。

セミナー詳細

開催日時
  • 2023年09月13日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・統計解析に感心があり、その概要を把握したい方
・SQCを実務で活用するため、イメージをつかみたいと考えている方(特に管理職の方)
・代表的な統計パッケージソフトを活用したいと考えている方
・統計パッケージソフトだけでなく、Excelを使って自分自身で解析を行いたいと考えている方
・代表的なSQC手法である実験計画法や多変量解析法の概要を学びたいと考えている方
予備知識 ・Excelの基本的な操作ができることが望ましい 
・統計に関する予備知識は不要です
修得知識 ・統計的品質管理の概要をつかむことができます
・実務に適用するヒント、コツ、注意点が把握できます
・数理統計理論の概要を知ることができます
プログラム

1.統計的品質管理(SQC)の基礎
  (1).現代社会とSQC
    a.現代社会における品質管理の役割とは?
    b.統計学は他の学問と何が違うのか?
  (2).統計的品質管理(SQC)とは?
    a.勘・経験・度胸(KKD)と統計的品質管理(SQC)
    b.観察・調査、実験および統計解析の概要

2.SQCのための統計解析法
  (1).品質管理のためのSQCとその手法
    a.QC7つ道具(管理図、特性要因図)
    b.新QC7つ道具(連関図、アローダイアグラム)
  (2).統計解析のためのSQCとその手法
    a.多変量解析(主成分分析、重回帰分析、等)
    b.実験計画法(要因配置計画、直交計画、最適計画、タグチメソッド、等)
    c.その他の手法

3.SQCによるデータ解析への応用と事例(演習を含む)
  (1).半導体製造工程の汚染物質増加の解析への応用
    a.問題:工程内の汚染物質はほんとうに増加しているのか?
    b.管理図、検定、サンプルサイズと検出力
    c.結論
  (2).ダイアフラム加工工程の改善
    a.問題:工程能力を向上させるには?
    b.重回帰分析、統計的工程管理(SPC)、工程能力指数(Cpk)
    c. 結論
  (3).半導体デバイス特性の要約
    a.問題:多数あるセンサ特性を小数の総合的特性にまとめるには?
    b.連関図、主成分分析(SPC)
    c.結論
  (4).半導体デバイス特性を向上させる薄膜形成装置要因の最適化
    a.問題:特性と要因の因果関係を如何に把握するか?
    b.実験計画法、分散分析
    c.結論
  (5).数理計画法による多特性の最適化
    a.問題:多特性を最適化するための方法論は?
    b.数理計画法、コンピュータ解析
    c.結論

4.実務に適用する際のヒント、コツ、注意点
  (1).統計的品質管理(SQC)の長所と短所
  (2).実務に適用する際の注意点
  (3).今後の課題

キーワード SQC  QC7つ道具 新QC7つ道具 多変量解析 実験計画法 重回帰分析 主成分分析 分散分析 数理計画法 多特性 最適化
タグ 実験計画・多変量解析品質管理統計・データデータ分析
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
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