積層セラミックコンデンサの基礎と小型化、大容量化の最新技術および信頼性確保 <オンラインセミナー>

~コンデンサの特性、積層セラミックコンデンサの製造方法と小型大容量化、信頼性と構造欠陥対策技術、超薄層化と誘電体材料技術 ~

・小型化、薄層多層化、高信頼性化を支える積層セラミックコンデンサのプロセス技術と材料技術を修得するための講座

・厳しい信頼性が要求される用途でも高い信頼性の確保と共に耐電圧の向上および小型・大容量化が進んでいる積層セラミックコンデンサを体系的に修得し、製品開発に応用しよう!

オンラインセミナーの詳細はこちら:

・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください

 

講師の言葉

 積層セラミックコンデンサ(MLCC)に関して、その電気的性質と用途だけでなく製造方法、材料技術、信頼性技術、誘電体現象論、最先端の開発状況等、幅広く網羅し、特にMLCCで最も重要な信頼性に関しては実践的な側面だけでなく科学的な側面からも構造設計と材料技術を詳しく解説する。車載や5G基地局用途のように厳しい信頼性が要求される用途でも高い信頼性の確保と共に耐圧の向上及び小型化が着実に進められている。積層成形プロセスの革新、高度化とともに誘電体スラリー作製技術、バインダー技術も重要性が増してきている。薄層化のためには材料のファイン化が第一に必要となるが、誘電率の低下をもたらすので、この矛盾を解決することも非常に重要となる。耐電圧の向上と高大容量化を両立させるためには残留応力の制御が鍵となる。本講演では、これらの小型化、薄層化多層化、高信頼性化を支えるプロセス技術と材料技術を解説するだけでなく、今後の展望についても考察を加える。

本講座の申し込み受付は終了しました

セミナー詳細

開催日時
  • 2023年09月01日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備品質・生産管理・ コスト・安全研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・コンデンサ、積層セラミックコンデンサあるいは誘電体の設計、開発、製造に携わる技術者、研究者
・積層セラミックコンデンサの原材料、プロセス、部材等の設計、開発、製造に携わる技術者、研究者
・積層セラミックコンデンサを用いた電子回路の設計、開発、製造に携わる技術者、研究者
・上記分野の技術者、研究者を志す方々
予備知識 ・基礎から先端技術までを分かり易く解説するので、特に予備知識は必要としない
修得知識 ・積層セラミックコンデンサの性質、原理、応用といった基礎から最先端の材料、プロセス技術と理論
プログラム

1.コンデンサの特性と用途

(1).コンデンサの性質と種類

  a.コンデンサの性質  

  b.コンデンサの種類

  c.セラミックコンデンサの規格

(2).コンデンサの用途

  a.デカップリング用

  b.平滑用

  c.カップリングコンデンサ

 

2.積層セラミックコンデンサの製造方法と小型大容量化

(1).製造方法

(2).誘電体層の薄層化

(3).内部電極の薄層化

(4).薄層化、多層化と残留応力

 

3.信頼性と構造欠陥対策

(1).構造欠陥の分類

(2).製造プロセスと構造欠陥

(3).環境条件と構造欠陥

(4).高信頼性構造設計(自動車用)

 

4.誘電体材料技術

(1).絶縁抵抗の寿命現象

(2).静電容量エージング現象

(3).低周波の誘電緩和現象

(4).高温用材料(自動車用)

(5).5G用コンデンサ

 

5.超薄層化と誘電体材料

(1).チタン酸バリウムのサイズ効果と内部応力

(2).外部応力

(3).残留応力

(4).高誘電率化

(5).ポストチタバリ

 

キーワード コンデンサ 誘電体層 薄層化 多層化 残留応力 構造欠陥対策 絶縁抵抗 誘電緩和現象 チタン酸バリウム ポストチタバリ
タグ 研究開発商品開発実装電子部品
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
こちらのセミナーは現在募集を締め切っております。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。
contact us contact us
各種お問い合わせは、お電話でも受け付けております。
03-5322-5888

営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日