機械学習の産業応用とそのノウハウ:外観検査、イメージカテゴリ分類、打音検査への応用  <オンラインセミナー>

~ 機械学習と信号処理、ディープラーニングによる外観検査、打音検査に対するサポートベクタマシンの適用 ~

・実用性能が達成できる機械学習実用化のための経験知が得られる特別講座

・機械学習を実際に適用するにあたってのノウハウを修得し、実務で効果的なシステム開発へ応用しよう!

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講師の言葉

 人の知的活動を代替する分野において、機械学習の一つであるディープラーニングが実用性能を達成できることはすでに実証されており、現在は、より広い問題に対する実用化が課題となっている。同時に、IoTと通信をベースとしたビッグデータ収集方法も進化しており、機械学習と組み合わせたデジタルツイン構築、およびそれを活用したDXを推進可能な時期に来ている。
 機械学習の分野では、すでに自分たちでディープラーニング等を適用した実績を元に、応用範囲の拡大と性能向上を目指すグループと、機械学習、デジタルツイン、およびDXを目指したいが何をどうすれば良いかで立ち止まっているグループとに分かれつつある。後者のグループでも、ビッグデータ収集、デジタルツイン、DXへと進むために、まず機械学習を実際に適用して経験知を得ることは、今からでも遅くはない。
 本セミナーでは、上記後者の“今からでも機械学習を実際に適用したい”と言うニーズに応えることを目的とする。機械学習を適用したいが、どこから手を付けるか、機械学習向きの問題か、どこを重点的に検討すれば良いか、トレイニングデータはどのようなものをどの程度用意すれば良いか、どのくらい苦労すると成果が見えてくるのか、今からでも決して遅くないので、まず機械学習に着手し、動かし、試行錯誤して、実用化のための経験知を得られるようになっていただきたい。

セミナー詳細

開催日時
  • 2023年05月11日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナーソフト・データ・画像・デザイン品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・AI(機械学習)を外観検査、画像認識、信号認識に活用したい方
・AIの実用性能を確保するためには何が必要かを知りたい方
・AIを適用したがうまく行かなかった方
・実際にAIができること、できないことを知りたい方

予備知識 ・特別な予備知識は必要としません。問題意識を持っている方
修得知識 ・機械学習一般とディープラーニング、などを実際の問題に適用する場合、実用性能を達成するために何をすればよいのかを検討するためのヒント
・および実際の問題に適用したことで初めて分かるノウハウの習得が可能である
プログラム

1.人工知能と機械学習の現状
  (1).人工知能の概要
    a.人工知能研究開発の歴史
    b.人工知能アルゴリズム
    c.効果はある、いかに実用化するか
  (2).機械学習とディープラーニング
    a.機械学習アルゴリズムの種類と特徴
    b.性能を左右するトレイニング
    c.機械学習ソフトウェア、製品版とフリー版
    d.ディープラーニング
    e.アンサンブル学習
  (3).機械学習と信号処理
    a.センサフュージョンとその応用
    b.サポートベクタマシンとランダムフォレスト
  (4).エキスパートシステム
    a.ルールベース推論システムと見える化
    b.ルール作成の限界
  (5).研究室における産業応用例

2.ディープラーニングによる製品の外観検査
  (1).ディープラーニングによる製品の外観検査
    a.畳み込みニューラルネットワーク
      ・畳み込みニューラルネットワークの概要
     ・畳み込みニューラルネットワークソフトウェア
    b.取り扱ってきた外観検査問題の実例
     ・プラスティック製のボールペンの軸表面の欠陥検査
     ・プラスティック製の化粧品のボトル表面の欠陥検査
     ・金属製の半導体検査部品表面の欠陥検査
     ・金属製自動車部品表面の欠陥検査
  (2).不良品画像合成によるトレイニングデータ増大
    a.切り貼り手法よる画像数増大方法
    b.色の3属性、SMOTE、周辺ぼかし、貼り付けの方法
  (3).適用例と実験評価結果
    a.実際の製品を対象とした画像の取得方法
    b.畳み込みニューラルネットワークに対するトレイニングの実際
    c.検出率と的中率、検査時間の評価
    d.金属製微小半導体検査部品の外観検査
    e.金属製自動車部品表面の欠陥検査

3.イメージカテゴリ分類とセグメンテーション
  (1).イメージカテゴリの分類とは
  (2).転移学習とその応用
  (3).セマンティックセグメンテーション
  (4).適用例と実験評価結果
    a.医用画像の認識
    b.ポーラスアルミの特性推定
    c.芝生の状態認識

4.打音検査に対するサポートベクタマシンの適用
  (1).自動車部品の打音検査問題
    a.打音検査問題の概要
    b.リアルタイム処理:1部品の打音検査時間の上限
  (2).打音採取と打音に対する前処理
    a.マイコンを用いた打音採取の方法
    b.打音採取における課題とサンプリングの方法
    c.フーリエ変換による打音のスペクトル分布
  (3).サポートベクタマシンのトレイニング
    a.トレイニングのためのデータ加工
    b.トレイニングによって得られるモデル
  (4).適用例と実験評価結果
    a.実際の自動車部品を対象とした実験
    b.不良品の検出率の評価、検出率100%と歩留まりのトレードオフ

5.デジタルツイン、DXへの発展
  (1).スマートファクトリ、DX
  (2).デジタルツインとは
  (3).デジタルツインの構築

6.全体のまとめ

キーワード ディープラーニング アンサンブル学習 センサフュージョン サポートベクタマシン ランダムフォレスト エキスパートシステム 外観検査 欠陥検査 イメージカテゴリ分類 セグメンテーション 転移学習 打音検査 サポートベクタマシン デジタルツイン
タグ 統計・データ解析分析AI・機械学習業務改善検査未然防止音声処理画像画像処理画像認識
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
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