ねじ締結体の基礎と破損・ゆるみ防止技術とそのポイント ~ 演習付 ~ <オンラインセミナー>

~ 旋弾性・塑性締付け、ねじ締結体の力学挙動とゆるみ・疲労強度評価、フレッティング疲労、ねじ締結法による疲労強度向上技術、ねじ締結体設計のCAE技術 ~

・ねじ締結事故を防止し、機械、機器の安全性向上と長寿命化を実現するための講座

・ねじ締結体における疲労強度向上の留意点と評価法および、ゆるみ未然防止技術を修得し事故防止と安全性向上に活かそう!

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講師の言葉

 セミナーのポイントとしては、軸方向負荷、偏心外力負荷、軸直角方向負荷、ねじり方向負荷等負荷ごとの力学解析、ゆるみ評価、疲労強度評価を全て実例示しながら解説する、わかりやすく実践的なセミナーにしていきたい。

 実例は、新幹線モータ脱落事故、トレーラハブ破損事故、自動車コンロッドボルトの破損、自動車クランクボルトのゆるみ、リニアモータカー地上コイル取付ボルト、パワーショベル旋回輪ボルトなど、力学解析等の基礎技術と事故との関連をわかりやすく解説する。

 これらの事例の中で最近機械の長寿命化とともに見られるようになってきた、フレッティング疲労が原因の事故例(トレーラハブ破損、自動車コンロッドボルトの破損、ジェットコースター車軸ボルト破損等)については、フレッティングのメカニズムの解説も含めて詳述する。

 また従来の経験のみに基づいた、座金の使用、締付け力の制約など、力学に基づいて善悪を見直していく。

 演習問題、技術相談等の対応も準備しておき、受講者の要望に対応したい。

セミナー詳細

開催日時
  • 2023年05月17日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備品質・生産管理・ コスト・安全研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・機械関係:製品・機械構造物開発設計、生産技術、品質保証、保全技術者の方
・構造設計、施工、保全関連技術者の方
予備知識 ・機械関係:製品・機械構造物開発設計、生産技術、品質保証、保全技術者の方
・構造設計、施工、保全関連技術者の方
修得知識 ・内力係数:ねじ締結体の力学の基本
・疲労強度:ねじ谷底の疲労強度、フレッティング疲労強度
・遅れ破壊:高強度ボルトでの注意事項
・事故解析:破面解析
プログラム

 1.初期締め付け技術

(1). 弾性締付け

  ・トルク管理でのばらつき、トルク係数

 (2).塑性締付け

  ・回転角度法、トルク勾配法

  実例;パワーショベル旋回輪ボルトの塑性締め

 

2.ねじ締結体の力学挙動とゆるみ、疲労強度評価

(1).軸方向負荷

・ボルト・被締結体のコンプライアンス、内力係数

実例;新幹線のぞみ号モータ脱落事故

(2).偏心外力負荷

  ・片側分離、全面分離

  実例;自動車コンロッドボルト

(3).軸直角方向負荷

  ・ゆるみ限界すべり量

  実例;リニアモータカー地上コイル取付ボルト

(4).ねじり方向負荷

  ・すべり面とゆるみ判別

  実例;自動車クランクボルトゆるみ

 

3.被締結体の力学挙動とフレッティング疲労強度

(1).ボルトのフレッティング疲労

  実例; 自動車コンロッドボルト

(2).被締結 ーラーハブ、歯車変速機の破損 

4.塑性域ねじ締結法による疲労強度向上

(1).塑性域ねじ締結の力学

(2).実験的検証と有限要素解析検証

実例;パワーショベル旋回輪ボルト

 

5.座金の善悪

(1).スプリングワッシャー

(2).ダブルナット

 

6.ねじ締結体設計のCAE技術

(1).荷重分担と等価剛性

(2).シェル要素とビーム要素を用いた簡易解析モデル

  実例;形鋼ボルト締結構造の動解析

 

7.演習とまとめ

 

キーワード
タグ 商品開発トライボロジーねじ機械機械要素
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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