画像センシング技術の基礎とToFカメラによる画像計測への応用 <オンラインセミナー>

~ 対象物の認識、動きの計測、ToFカメラを使った中距離測距、ハイブリッドToFが実現する新たなアプリケーション ~

本セミナーは日程が変更となりました。

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・認識精度が向上し、応用分野が拡がっている画像センシングの基礎と最新技術を修得し、システム開発へ応用するための講座

・対象や目的に合った3Dセンシング技術の特長や性能を学び、最適な物体認識・画像計測システムへ応用しよう!

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

(第1部)
 画像センシング(カメラを使った画像認識(Computer Vision))は、車載応用を中心として注目が集まる技術です。画像センシングというとカメラセンサ(CCDなど)の技術と思われがちですが、実は後段の処理系が本質であると言えます。特に最近では、AIの中でも主流になった深層学習(ディープラーニング)が応用され、対象物の認識精度が高くなっています。画像センシングは対象物の認識に限定されるものではなく、動きや位置の計測も重要な要素となります。動きの計測にはオプティカルフローが使われ、位置の計測にはステレオが使われています。
 ここでは、車載応用を中心として複数の実例を見ながら、画像センシングの実情、実現方法、問題点、などを俯瞰的に紹介します。

(第2部)
 3Dセンシング技術はその特長や性能(計測精度、計測距離、視野範囲、スキャンレートなど)によって、アプリケーションごとに適した方式が選択されています。 ToF(Time of Flight)カメラは、光の飛行時間に基づいて対象物までの距離情報(3D)を画像として取得するカメラで、ゲームやAR(拡張現実)技術での空間情報を取得する用途や自律移動ロボットの“目”としての活用が期待されている3Dセンシング技術のひとつです。
 本セミナーでは、様々な3Dセンシング技術を俯瞰して、その特徴・性能の違いを理解するともに、その中でのToFカメラの特徴や優位性を原理から紐解き、最新技術動向を交えて解説します。 また、ToFカメラを使う際の問題点や留意点などの実践的な課題と、それらを解決するShort Pulse(SP)方式ToFカメラの原理とその特性・性能を解説します。 さらに、SP方式を発展させ、従来のToFカメラが抱える計測距離の限界を超えたユニークな技術「ハイブリッドToF」について、従来技術との性能比較や実証データで解説します。

本講座は、日程が2月24日(金)に変更になりました。

セミナー詳細

開催日時
  • 2023年01月27日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナーソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・画像センシング、画像認識、AI、その応用と技術の概要を知りたい研究者、技術者、企画立案者の方
・3Dセンシングを使った技術・システム・ソリューションを開発する技術者の方
・ToFカメラの原理や特長を知りたい方
・特にジェスチャー認識、セキュリティ、物流搬送、AR/VR、ロボティクス、ゲームの分野でToFやLiDARの比較検討をしている技術者の方
予備知識 ・高校理系程度の数学・物理の知識があると深く理解できます
・半導体、特に画像センサに関する基礎知識があると理解しやすいです
修得知識 ・3Dセンシングカメラそれぞれの特長とアプリケーションに適した選定知識
・ToFカメラの測長原理と活用するための知識・ノウハウ
プログラム

(第1部)画像センシング技術の基礎とAIの応用

1.画像センシングとは?
  (1).デバイス≠センシング
    a.画像センサ
    b.センシング
  (2).センサの比較と画像の重要性

2.画像センシングの実際
  (1).センシング処理
    a.対象物の認識
    b.動きの計測
    c.位置の計測
  (2).対象物の認識
    a.認識とは?
    b.認識の難しさ
    c.AIの応用
    d.AIの歴史と背景
    e.深層学習
    f.実例(顔認識、車載応用)
  (3).動きの計測
    a.オプティカルフロー
    b.実例(車載応用)
  (4).位置の計測
    a.ステレオ
    b.いろいろなステレオ技術
    c.三角測量
    d.Structure from Motion
    e.平面投影ステレオ
    f.実例(車載応用)

3.画像センシングの問題点と対策
  (1).センシングは完璧ではない
  (2).深層学習の問題点と対策
  (3).オプティカルフローの問題点と対策
  (4).ステレオの問題点と対策

4.実現方法と問題
  (1).ソフトかハードか?
  (2).汎用か専用か?
  (3).実例

(第2部) ToFカメラを使った中距離測距の現状と最新技術

1.3Dセンシング概要
  (1).3Dセンシングの種類と特長
    a.3Dセンシングの種類と原理の比較
    b.3Dセンシング技術の特長と適用分野
  (2) ToFカメラ概要
    a.ToFセンサの基本原理
    b.ToFカメラの構成部材と選定のポイント
    c.ToFカメラの性能と特長
    d.ToFカメラの採用事例
    e.ToFカメラの課題

2.SP(Short Pulse)方式ToFとは
  (1).SP方式による距離演算の特長
    a.SP方式とCW(Continuous Wave)方式との違い
    b.SP方式の距離演算
    c.SP方式による外光除去距離演算
    d.SP方式の性能と特長
  (2).SP方式による距離演算の拡張とToFの課題解決
    a.マルチタップによる距離レンジ拡張
    b.レンジシフト駆動
    c.ToFカメラ同士の干渉対策
   
3.ToFセンサ・カメラの最新技術動向
  (1).ToFセンサの技術動向
    a.ToFセンサの開発の方向性
    b.ToFセンサの開発動向 
    c.他方式技術の動向とToFの今後
  (2).ハイブリッドToF
    a.ハイブリッドToFのコンセプト
    b.ハイブリッドToFを実現するセンサ技術
    c.ハイブリッドToFの実測性能と従来技術との比較
    d.ハイブリッドToFが実現する新たなアプリケーション

キーワード 画像センシング 深層学習 オプティカルフロー ステレオ技術 3Dセンシング SP方式 距離演算 ハイブリッドToF
タグ AI・機械学習カメラ画像画像処理画像認識計測器
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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