機械設計における機構部設計(カム・歯車)の基礎と実設計上のポイント ~デモ付~ <オンラインセミナー>
~ 運動変換用機械要素技術とカム曲線の導出方法、動力伝達用機械要素技術と設計への適用ポイント ~
・運動変換と動力伝達を中心にカムや歯車の基礎から、実設計のポイントを修得し、動力伝達部の適切な設計に活かすための講座!
・機械設計の実務で使うカム曲線や歯車係数算出法を修得し、機械および電子機器の機構部設計に活かそう!
・講義後のアンケートにご協力をいただきました方には、デモで紹介するExcelファイルを差し上げます!
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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
ねじやばね、歯車といった機械要素はメカ設計においては欠かせないものです。これらの多くは標準化、規格化され、種々の機械部品、製品の一部として広く利用されています。機械要素には多くの種類がありますが、部品締結用途、負荷を受ける用途、負荷を発生・緩和させる用途の他に、運動変換や動力伝達を行なうためのものがあります。
機械要素は設計仕様に基づいて基本的にメーカーカタログから選定しますが、既製品だけでは設計要件を満たせないケースも多々あります。その場合は新規に設計することになりますが、そこで必要となるのが原理的な知識です。
本講座では、機械要素の代表的なものとして特に機構部設計に多く用いられる運動変換用のカム、動力伝達用の歯車の2つを取り上げ、基本原理から実設計への適用例について分かり易く解説していきます。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2023年01月18日(水) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備 |
受講対象者 |
・自動車部品、機械、電子機器、装置などの機械設計に携わる若手~中堅技術者の方 |
予備知識 |
・微積分、三角関数の初歩的な知識
・材料力学の基礎知識
・機械要素に関する初歩的な知識 |
修得知識 |
1.機構部設計用機械要素の基礎知識
2.カム設計に必要な基本知識と応用技術
3.歯車設計や強度計算に必要な基本知識 |
プログラム |
1.機械要素の概要
(1).機構部設計と機械要素
(2).運動変換と動力伝達のための機械要素と事例
2.運動変換用機械要素1:カムの基礎
(1).カムの用途と種類
a.カムの実用例
b.代表的なカムの種類
(2).カム曲線の基礎
a.タイミングチャート
b.変位、速度、加速度の導出
c.正接円弧曲線とその問題点
3.実設計への適用例
(1).カム曲線の改良
a.加速度曲線の検討
b.速度、変位の導出
(2).代表的なカム曲線の種類と特性
a.変形正弦曲線と変形台形曲線
b.その他のカム曲線の例
(3).ユニバーサルカム曲線
a.原理と曲線の式導出の考え方
b.種々のカム曲線への適用例とExcelデモ
4.動力伝達用機械要素2:歯車の基礎
(1).歯車の分類と主な種類
a.分類と種類(平行軸系、交差軸系、食い違い軸系)
b.歯車の加工例
(2).標準基準ラック
a.標準基準ラックとモジュールについて
b.歯形創成用ラック刃型
(3).歯車歯形曲線
a.インボリュート曲線とトロコイド曲線
b.歯数と歯形の関係
c.切下げと転位
5.歯車設計への適用例
(1).歯車のかみ合い
a.かみ合いピッチ円とかみ合い圧力角
b.かみ合い率
(2).歯車強度と歯形係数
a.歯車強度の考え方
b.歯形係数の算出手順の概要とExcelデモ
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キーワード |
機構部設計 機械要素 カム設計 タイミングチャート カム曲線 変形正弦曲線 変形台形曲線 歯車設計 標準ラック インボリュート曲線 トロコイド曲線 かみ合い 強度計算 |
タグ |
カム、機械要素、設計・製図・CAD、歯車 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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