生産管理・生産スケジューリングの基礎と最適化への応用およびサイバーフィジカルシステム(CPS)の活用法
~ 生産スケジューリングの重要性、単純なスケジュールの最適解法、複雑なスケジュールへのヒューリスティック解法の適用、遺伝的アルゴリズム・CPSの活用 ~
・生産管理の基礎から生産スケジューリングに取り組むための最適解法やヒューリスティック解法の効果的な活用法まで修得し、生産スケジュールの最適化・効率化に活用するための講座
・あらゆる産業での応用が期待されているCPSの役割や活用法、適用事例を修得し、生産ラインの効率化・最適化やより高度な自動化に活かそう!
オンラインセミナーの詳細はこちら:
・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
近年、サイバーフィジカルシステム(Cyber Physical System:CPS)という言葉を耳にする機会が増えています。CPSでは、情報通信技術を用いて、物質的な世界を転写したサイバー空間から、様々なデータを抽出して、データ解析や数理最適化の手法を用いて最適化戦略を構築し、それをフィジカル空間にフィードバックすることが期待されています。
本講演では、製造業におけるCPSについて簡単に解説した後、それを活用するために、生産スケジューリングの重要性について説明します。次に、生産管理・生産スケジューリングの基礎について解説し、単純なスケジュールの最適解法について説明します。また、複雑なスケジュールの解法として、ヒューリスティック解法について説明します。さらに、より高度な手法として、メタヒューリスティック解法の概要を紹介し、遺伝的アルゴリズムを用いたスケジューリング手法の仕組みと特徴を説明します。本講演では、種々のスケジューリング手法の長所と短所を解説することで、それらの手法の正しい使い方を理解して頂きたいと考えています。最後に、CPSを活用した実環境において、生産スケジューリングを適用する場合の課題について議論し、CPSの今後の展開と期待を述べたいと思います。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2022年07月27日(水) 10:30 ~ 17:30
|
開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、ソフト・データ・画像・デザイン、品質・生産管理・ コスト・安全 |
受講対象者 |
・製造企業の生産管理業務に携わる技術者や管理者の方
・生産管理・生産スケジューリングに興味がある技術者や研究者の方
|
予備知識 |
・製造企業における製造プロセスの基礎知識 |
修得知識 |
・生産スケジューリングの基礎知識
・主なスケジューリング手法の特徴を理解した正しい使い方
|
プログラム |
1.サイバーフィジカルシステム(CPS)の基礎
(1).CPSとは
a.CPSの定義
b.製造業におけるCPS
(2).CPSの現状と生産スケジューリングの重要性
2.生産管理・生産スケジューリングの基礎
(1).生産管理の歴史:第1次から第4次産業革命の概要
(2).生産スケジューリングの位置付けと用語の説明
(3).ガントチャートの読み方と書き方
(4).生産スケジューリングの目的関数・制約条件・解法一覧
3.単純なスケジュールの最適解法
(1).1機械問題の最適化
(2).2機械フローショップスケジューリング問題の最適化
4.複雑なスケジュールへのヒューリスティック解法の適用
(1).3機械ジョブショップスケジューリング問題
(2).複雑なガントチャートの書き方
(3).様々なディスパッチングルールの適用
5.スケジュールへのメタヒューリスティック解法の適用
(1).メタヒューリスティック解法の概要
(2).遺伝的アルゴリズム(GA)を用いたスケジューリングの解法
a.GAの仕組み
b.コード化の手法
c.遺伝的操作
6.生産スケジューリングの課題とCPSの活用
(1).CPSの構築とスケジューリングへの適用事例
(2).スケジューリング適用の課題
(3).CPSの今後の展開と期待
|
キーワード |
生産管理 生産スケジューリング CPS サイバーフィジカルシステム 情報通信 データ解析 数理最適化 ヒューリスティック解法 遺伝的アルゴリズム
|
タグ |
AI・機械学習、コストダウン、通信、リスク管理、業務改善、シミュレーション・解析、生産管理、データ解析 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
|
会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
|
こちらのセミナーは現在募集を締め切っております。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。