IoT無線通信の基礎と制御通信の無線化技術および性能改善のポイント <オンラインセミナー>
~ 制御通信の基礎と無線方式、無線通信の性能の評価と改善手法、複数機器制御の課題と対策 ~
・産業機器における無線方式の最適な選定、通信品質の確保、無線化の課題解決に活かすための講座!
・無線制御の基礎から速度の制限、データ消失や遅延など課題解決技術を修得し、ロボット制御や生産ラインの柔軟化における効果的な無線活用に活かそう!
・多くの企業から持ち込まれる制御の無線化の相談対応の経験を活かし、講義や質疑応答を行います!
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講師の言葉
工場の多数の産業機器から情報を収集し、またそれらの機器を制御するためには通信が不可欠です。この通信を無線で行うことができれば、ラインの組み替えや、回転・移動する機器にも柔軟に対応することが出来るようになります。無線の有線に対する大きなメリットは、まさに「線がないこと」によります。しかし一方、通信のために確保された線路が無い無線では、有線に対し速度の制限、データ消失や遅延が大きな問題となります。単純に有線通信機器を無線に置き換えるだけでは、Wireless Factoryは実現できません。
本講習では、無線制御分野研究のパイオニアの一人としての長年の研究の経験や、多くの企業から持ち込まれる制御の無線化の相談対応の経験を活かし、無線制御の学術的側面について述べるにとどまらず、現場での課題の解決のヒントもお伝えしたいと思っています。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2022年07月25日(月) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備 |
受講対象者 |
・制御通信の無線化を検討している、もしくは携わっている技術者の方(工場現場、生産ライン、FA、ロボット等)
・工作機械、産業装置、無線制御のための機器開発を行っている企業の技術者の方
・制御通信という新しい分野の知識を得たい、無線、あるいは制御の技術者の方 |
予備知識 |
・大学初年度程度の電気および制御の知識。無線の知識があると望ましい |
修得知識 |
・制御通信は一般の(画像・音声・データ)通信と何が違うかがわかる
・制御のための無線の性能は、どこに目をつければよいかがわかる
・制御の無線化のための無線方式の選択肢の概略がわかる
・制御通信が、制御の立場からも無線の立場からも面白い、発展性のある分野だということがわかる |
プログラム |
1.制御の無線化
(1).制御の無線化の意義
(2).制御の無線化における課題
2.制御通信とは
(1).制御通信で送られるもの
(2).制御通信における特別な要求とは
3.制御の無線化に利用可能な方式・規格・デバイス
(1).微弱無線
(2).主要無線規格
4.無線通信の性能
(1).無線通信の性能評価基準
(2).無線通信の特性劣化要因
(3).無線通信の特性改善手法
a.誤り制御技術(FEC、ARQ)
b.ダイバーシチ技術
c.MIMO技術の基礎
5.無線電波以外の通信技術
(1).電力線通信
(2).光無線技術(可視光、赤外光)
6.制御の無線化のポイント:より深く理解するための視点
(1).制御の品質と無線の品質の関係
a.品質の階層構造
b.平均値や最高値より最低値保障
c.伝送速度と誤り率のトレードオフ
d.制御品質までみたCross Layerの視点
(2).複数機器制御の課題と対策
a.同期動作のためのクロック配信
b.複数機器動作同期のための無線技術
c.複数機器での周波数共用制御のための情報量削減
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キーワード |
制御通信 微弱無線 無線規格 性能評価 誤り制御 制御品質 MIMO 伝送速度 誤り率 周波数共用制御 |
タグ |
通信、無線、ロボット、制御 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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