システム同定によるモデリングとオブザーバ設計の基礎と実践 ~演習付~ <オンラインセミナー>

~ 直流モータの連続系伝達関数モデル、連続系伝達関数モデルのシステム同定、伝達関数の変換による状態方程式モデルの同定、既知構造の状態方程式モデルの同定、同一次元オブザーバの設計 ~

・DCモータを題材として古典制御、現代制御のコントローラ設計に必要な技術が修得できる講座

・伝達関数モデルの同定、状態方程式モデルの同定技術を修得し、効率的なオブザーバのゲイン設計と実装に活かそう!

*講義で用いるScilabのプログラムを提供します

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

システム同定の本が難解で、同定に着手できない
ScilabやMATLABのコマンドを利用してなんとか同定できるが、理屈が曖昧
物理的に状態方程式モデルの構造を求めたが、決めた構造の状態方程式モデルを同定できない
状態量の推定ができないので制御に適用できない

 本講義の目的は、このような想いをもたれている方が、実践的に下記を行えるようにすることです。
  伝達関数モデルの同定
  状態方程式モデルの同定
  物理的に求めた既知構造の状態方程式モデルの同定 および 状態量の推定

 なお、説明にあたっては、以下の工夫を加えています。
  1)難解な制御数学は避けて、高校で学ぶ程度の数学を使って説明
  2)一般論はできるだけ避けて、DCモータを事例として、フリーソフトのScilabを用いて同定法を説明(説明は速度制御、演習は位置制御)
  3)受講後、振り返りできるように、講義で用いるScilabのプログラムを提供します

セミナー詳細

開催日時
  • 2022年04月21日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・モータ、制御、機械ほか関連部門の技術者の方
・システム同定の本が難解で、同定に着手できない方
・ScilabやMATLABのコマンドを利用してなんとか同定できるが、同定の理屈が曖昧になっている方
・物理的に状態方程式モデルの構造を求めたが、決めた構造の状態方程式モデルを同定できない方
・状態量の推定ができないので制御に適用できない方
予備知識 ・高校数学、制御技術の基礎知識
修得知識 ・実践的に下記を行える知識を修得できる
  伝達関数モデルの同定
  状態方程式モデルの同定
  物理的に求めた既知構造の状態方程式モデルの同定と状態量の推定
プログラム

1.制御数学の基礎 ~古典制御のコントローラ設計に必要な伝達関数~
  (1).連続系伝達関数
    a.ラプラス変換の定義とねらい
    b.ラプラス変換による連続系伝達関数の導出
    c.連続系伝達関数をみてわかる応答
  (2).離散系伝達関数
    a.z変換の定義とねらい
    b.z変換による離散系伝達関数の導出
    c.離散系から連続系伝達関数への変換
   ・演習

2.シミュレーション実験のための直流モータの連続系伝達関数モデル
  (1).モデルの対象となった実験装置
  (2).直流モータの連続系伝達関数モデル
   ・演習

3.連続系伝達関数モデルのシステム同定 ~直流モータを事例として~
  (1).システム同定の概要
    a.システム同定とは 
    b.システム同定の手順
  (2).入出力データを得るための同定実験
  (3).連続系伝達関数モデルの同定
    a.Scilabを用いるための前準備
    b.Scilabによるモデル構造ARMAXによる同定
   ・演習

4.制御数学の基礎(2) 
  ~現代制御とロバスト制御のコントローラ設計に必要な状態方程式~
  (1).状態量とは
  (2).状態方程式とは   (3).状態方程式と伝達関数の関係

5.伝達関数の変換による状態方程式モデルの同定 ~直流モータを事例として~
  (1).計測している量を状態量とする場合
  (2).物理的に考えた量を状態量とする場合
  ・演習

6.直接的方法による既知構造の状態方程式モデルの同定 
  ~直流モータおよび2慣性系を事例として~
  (1).直接的方法(予測誤差法と部分空間法)による既知構造の状態方程式モデル同定の概要
  (2).説明に供する例題モデル
  (3).予測誤差法による直流モータの状態方程式モデル同定
  (4).予測誤差法による2慣性系の状態方程式モデル同定
  (5).予測誤差法による既知構造の状態方程式モデル同定のまとめ

7.同一次元オブザーバの設計
  (1).同一次元オブザーバの考え方と構造
  (2).極配置法による同一次元オブザーバのゲイン設計
    a.極配置法によるゲイン設計の考え方
    b.極配置法によるゲイン設計手順
  (3).極配置法による同一次元オブザーバの設計 ~直流モータを事例として~
    a.極配置法によるゲイン設計
    b.Scilabによるゲイン設計
    c.状態量の推定性能

キーワード システム同定 制御数学 コントローラ設計 連続系伝達関数 ラプラス変換 離散系伝達関数 z変換 状態量 現代制御 ロバスト制御 状態方程式 予測誤差法 部分空間法 オブザーバ ゲイン設計
タグ コントローラモータ機械工作機制御
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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