顧客ニーズに対応した迅速かつ魅力的な製品開発法とそのポイント :機能セル設計法とコスト削減策 <オンラインセミナー>

~ 新しい製品開発方法である「機能セル設計方法」、ムダ排除・リードタイム(LT)短縮を実現する設計と生産プロセス ~

・設計時間を1/10以下に削減する、「機能セル設計法」とコスト削減策を修得し、新製品開発に活かすための講座

・製品開発の速度を速める設計開発方法を修得し、市場を魅了し品質・コストを満たす製品開発に応用しよう!

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

 日本は1990年頃までのアナログ・ハードウエア中心の製品で、世界を魅了する新製品を次々と開発して、家電製品や工業製品で君臨していた。しかし、1985年のブラザー合意による円高政策とディジタル中心の製品への変曲点での「韓国・中国などでのコピー製品製造」により、競争力を一気に失った。戦後の若い企業も若さを失い、革新的な新しい製品開発への挑戦が少なくなり、技術者も創造的で無く、夢の無い“既存製品の転記”設計作業で開発への情熱を無くしている。また積上げた設計情報を利用できない”昔ながらのモノ創り”の為、新製品の魅力性・開発スピードでも海外企業に遅れを取り、日本からの「世界を魅了する新製品の発信」が影を潜めてしまった。
 そこで、本セミナーでは「人々の欲しいモノは何か?」「人々を魅了した製品の機能は?」を分析し、それが製品の持つ「新しい機能」であること突き止めた。人々の欲する要素機能を組合せる「機能セル設計」へ革新すると共に、設計時間を要する詳細設計と生産設計は機能設計からのIT技術利用変換すると共に、機能セルの設計資産化とその活用で設計時間を1/10以下に削減する「機能セル設計方法」を説明する。また、機能と共に重要なコスト削減のモノづくりについて、製造工数は機能・詳細・生産設計の良否で、特に生産設計の組立順設計で決まることや、 生産工程の製造リードタイム積み木でムダ時間の把握とムダ排除改善でコスト低減の方法を解説する。 
 セミナーで習得する「機能セル設計」により設計者が創造的設計へ専念でき、創造の歓びと速い開発速度を加速できると共に、コスト低減を加速できると思います。

セミナー詳細

開催日時
  • 2022年03月07日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備品質・生産管理・ コスト・安全研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・新製品の開発設計およびモノづくりの技術者の方
・受注生産の製品設計及びモノづくりの技術者の方
・モノづくりの生産改革に携わる技術者及び管理者の方
予備知識 ・特に必要としませんが、製品設計やものづくり現場の経験あると理解しやすいです
修得知識 ・人々が欲しがるモノの基本は何か、人々を魅了するモノは何かの考え方
・製品・モノは要素機能の集合で成り立ち、新しい製品は新しい要素機能が必要であること
・製品・モノの要素である機能セルを組合わせて設計する機能セル設計の考え方
・製品・モノの生命である機能で設計する機能セル設計の設計法
・機能設計情報から詳細設計・生産設計情報へのIT技術利用の変換設計
・生産改革の不足の製造現場の作業は95%以上が歩行・探す・待ちなどのムダの把握
・生産工程の製造リードタイム積み木でムダ分析とムダ排除の生産改革の考え方
 など製品開発・モノづくりの設計およびコスト低減手法
プログラム

1.人々の欲しいモノは何か?・・・それは機能
  (1).第一に人々が不都合を感じるコト・困っているコトを可決する機能
  (2).次に生活を楽しみたい機能、その次に人々の夢・願望する機能
  (3).インフラ分野では生産を挙げる・仕事を楽にする機能を人々が欲しがる

2.人々を魅了した製品の機能は?・・・それはイノベーション機能
  (1).1955?70年代はアナログ・ハードウエア中心のイノベーション機能が人々を魅了
     a.携帯トランジスタラジオ、ビデオデッキ、ウォークマンなどの機能
  (2).1980年代以降のディジタル・ソフトウエア中心のイノベーション機能が人々を魅了
     a.マイコン、パソコン、インターネットやスマートホン機能
  (3).半世紀以上世界を魅了し続けるイノベーション機能
     a.ホンダ・スーパーカブ、交流電動機やコンピュータ機能
  (4).新技術から創られた予想外のイノベーション機能
  (5).生態系の創った機能から創られたイノベーション機能

3.製品開発は何の機能にするかの初期設計が重要
  (1).新製品の目標機能をどう創るか
    a.人々が欲しがるコト「目標仕様」に必要な機能を分析し目標機能を創る
    b.目標機能を構成する要素機能の分析
    c.新しい機能は一部新しい要素機能と過去に創った要素機能の集合で創る
  (2).製品開発の設計
    ・何をどう創るかの“設計情報”の創造が最重要でモノ創りの本質である
    a.何を創るかの目標仕様の設計情報を創造する「目標仕様設計」
    b.新製品に「魅力・個性を持たせる機能」の設計情報を創造する「機能設計」
    c.欲しがられている機能を新製品に具現化する詳細設計・生産設計・品質保証設計

4.機能の組合せの機能セル設計へ革新
  (1).従来のものづくり設計は「寿命ある部品・モジュール等 物中心で設計」
  (2).新しいモノ創り設計は「計年変化の影響を受けない寿命の無い“機能セル”で設計」
    a.製品に必要な「要素機能」を組合わせて設計する新しい「機能中心主義設計」
  (3).機能に付随する「用途により変動する部分、時々刻々進化する部分」は最新情報でリフレッシュ

5.機能セルの創り方と機能設計
  (1).機能セルの創り方
    a.目標機能に必要な要素機能群を「〇〇機能セル、□□機能セル・・・」と定義
    b.機能セルは「普遍的な機能部」と「時間・用途で変動するパラメータ部」で定義
    c.各機能セルの設計情報に後工程の詳細・生産設計の設計情報をリンク
  (2).機能設計
    a.人々が欲しがるコトを実現する新製品の主要機能及び補助機能を機能セルで設計
    b.新製品の目標機能を「大・中・小機能セル」を用いてツリー構造で設計

6.詳細設計と生産設計は機能設計からの変換で終了
  ・目標が明確で、範囲が限定された応用では「IT(AI)技術で詳細・生産設計情報に変換可能
  (1).機能設計情報から詳細設計情報に変換[機能セル単位で回路図等の詳細設計情報に変換
  (2).詳細設計情報から生産設計情報に変換[機能セル単位で加工・組立図等の生産設計情報に変換
  (3).機能設計情報から詳細・生産設計情報変換はIT(AI)技術の活用で

7.機能セルの設計資産化とその活用
  (1).機能セルの設計資産化:詳細・生産設計情報を機能セルに付加し設計BOMに資産化
  (2).設計資産化の機能セル利用による製品開発
    a.設計財産の利用で設計LT短縮と要素機能を繰返し使う開発設計のLT短縮

8.コスト削減のモノづくり
  (1).製造工数は機能・詳細・生産設計の良否で、特に生産設計の組立順設計が低減となる
  (2).生産改革の不足の製造現場の作業は95%以上が歩行・探す・待ちなどのムダ時間 
  (3).生産工程の製造リードタイム積み木でムダ時間の把握とムダ排除改善でコスト低減
  (4).モノづくりのコスト低減は設計改革活動と現場のムダ排除改革活動の継続が必要

9.まとめ及び質疑応答・ディスカッション

キーワード イノベーション機能 目標機能 目標仕様 設計情報 機能セル設計 パラメータ 機能設計 詳細設計 生産設計 設計資産化 設計BOM コスト削減 製造リードタイム
タグ イノベーションコストダウンサービス商品開発生産管理設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
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