保有技術の棚卸による技術戦略(ロードマップ)策定法と研究開発マネジメントの実践 ~演習付~ <オンラインセミナー>

~ 研究開発マネジメントの在り方、「顧客価値」を分析する技術棚卸の進め方、技術ポートフォリオマップを活用した研究開発マネジメント、技術戦略(ロードマップ)策定の進め方 ~

・保有技術を「顧客価値」の観点で整理し、将来の不確実性に備える技術戦略を策定する方法を修得し、実務に活かすための講座

・既存事業や技術の「深化」と新規事業や新規開発の「探索」を同時並行で行うための「技術戦略の策定力」を修得し、新製品開発や新事業開発を成功させよう!

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

 新型コロナウイルス感染症拡大の長期化による経済への影響や、米中の競合関係における地政学的リスク拡大などにより、将来の事業環境は不確実性を増しています。日本的経営モデルは、既存事業や技術の「深化」には有効性がある反面、新規事業や新規開発を「探索」し、資源投入を行うのは不得手とされ、結果として将来を見据えた戦略的な技術の仕込みが未検討という企業が多いです。このような課題認識から、最近は「深化」と「探索」を同時並行で行う“両利きの経営”が話題となっていますが、その達成のカギとなるは、やはり技術戦略の策定力となります。
 そこで本講座は、自社技術の棚卸を実施して、現在の保有技術の全体像を把握します。同時に、グループ演習などを通じて、過去から現在までの自社事業に影響を与えてきた外部環境の影響因子を分析し、将来の大きな事業環境変化が起きた際に、自社事業に与える影響を予測。事業環境変化に対応する際に現在の保有技術だけでは足らない技術のピースを明らかにして、将来の不確実性に備える技術戦略(ロードマップ)を策定する方法を学びます。
 数多くの企業で新規事業開発、及び技術戦略策定の実務支援を行っている現役コンサルタントが、実際の企業での適用事例も交えながら実践的に指導致します。

本講座の申し込み受付は終了しました

セミナー詳細

開催日時
  • 2022年02月10日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・技術戦略策定のプロジェクトに関わるプロジェクトリーダー、もしくはご担当者様
・中央研究所、設計開発部門、生産技術部門などの技術系部門に所属するマネジャー、もしくはご担当者様
・研究開発、技術企画、事業企画ほか関連部門の方
予備知識 ・特に無いが、MOT(技術経営)の基礎知識があれば望ましい
・以下の参考書籍を読んで参加頂くと、より知識の定着化が図れる
 事前課題図書:「新事業開発成功シナリオ」同文館出版・高橋儀光著
修得知識 ・保有技術の棚卸方法から技術ロードマップの策定方法を短期間で修得できます
・技術系のマネジャーとして必須となるマネジメントノウハウを修得できます
・異業種同士の議論を通して、見識の拡大と技術的な発想の広い視野を獲得することができます
プログラム

1. 技術戦略策定の重要性
  (1).ますます不確実性が高まる事業環境にどのように対処するのか
    a.事業環境の変化に対応するために、先行技術開発で「備える」ことが重要となる 
    b.だが、先行技術開発のリスク・失敗コストは指数関数的に増大している
  (2).将来の不確実性が高い時代の研究開発マネジメントの在り方
    a.将来を完璧に予測することは「不可能」・変化に対してフットワーク良く対応するための「備え」が必要
    b.今から何を備えるべきかを部門横断でコミュニケーションするツールが「ロードマップ」
    c.BtoB:輸送機、BtoC:食品産業におけるロードマップ策定のコンサルティング事例

2.技術の実現する「顧客価値」を分析する技術棚卸 
  (1).自社の保有技術の棚卸の進め方
    a.最大のポイントは、保有技術を「顧客価値」の観点で整理すること
    b.「顧客価値」で層別したコア技術群の適性を評価するための3つの視点
    c.自社保有技術の全体像を把握するための技術ポートフォリオマップの策定方法
    d.技術ポートフォリオマップを活用した研究開発マネジメントの事例

3.技術戦略(ロードマップ)の策定ステップ 
  (1).技術戦略(ロードマップ)策定の進め方
    a.ロードマップ策定のステップ
    b.自社事業に影響を及ぼす外部環境の変化点を分析する方法
    c.外部環境の変化が加速した際に必要となる技術の「探索」方針決定の方法
    d.将来必要となる技術と、自社保有技術を照らした際のギャップが先行技術開発テーマそのもの

4.ロードマップ策定演習
  (1).家庭用冷蔵庫をケースとして、ロードマップ策定の体験
    a.ロードマップ策定の進め方に沿って、グループ討議でロードマップを策定する
    b.ロードマップ策定結果をグループ相互に発表し、意見交換を行う
  (2).クロージング・講師講評と全体を通しての質疑応答

キーワード 技術戦略策定 先行技術開発 研究開発マネジメント ロードマップ 顧客価値 技術の棚卸 技術ポートフォリオマップ 先行技術開発テーマ 
タグ イノベーション技術経営経営・マネジメント研究開発新事業
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
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