世界に通用する「機械図面」の描き方の基礎と実践のポイント <オンラインセミナー>

~ JIS改正のポイント、幾何学的特性の基準となるデータム、データム系、幾何公差の種類と公差域、機能的なはめあい、サイズ公差と幾何公差の図示例 ~

・製品における幾何特性仕様に基づく図面作成の重要性を理解し、設計者の意図を忠実に反映した「機械図面」の描き方を学ぶ講座!

・「機械図面」を描くうえで、重要なサイズ形体、幾何公差などの意味と扱い方を理解し、設計者の意図を確実に伝える設計・製図に活かそう!

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講師の言葉

 最近、JIS規格の「機械製図」規格が改正され、その中の解説ではグローバルに適用されるべき製品の幾何特性仕様(GPS)に基づく図面作成の重要性が述べられています。

 そこで最初に用語などの基本的な変更について、新旧対比して示します。次に、世界で通用する「機械図面」を描くために重要なサイズ形体及び幾何公差などの意味と扱い方の基礎を説明します。さらに、いくつかの図を参考例として示します。図面は設計者の意図を確実に伝えることが目的であり、機械製図に関心を深めていただきたいと思います。

セミナー詳細

開催日時
  • 2020年12月01日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・機械設計に携わる方
・技術・製造部門の若手技術者およびものづくりに関心のある方
予備知識 ・特に必要ありません
(機械の設計製図に関心・意欲をお持ちの方であれば受講可能です)
修得知識 ・これから必須となる機械製図の基礎知識が修得でき、設計者の意図を忠実に反映できるようになります
プログラム

1.JIS「機械製図」改正のポイント
  (1).新しい用語の採用(寸法、サイズおよび公差)
  (2).製図で規定する用語(新旧の対比)

2.製図(図形描画)の基本
  (1).線の種類及び用途
  (2).寸法線及び寸法補助線
  (3).寸法補助記号とそれを付加した寸法の表し方
    a.寸法補助記号の種類
    b.寸法の表し方

3.長さ及び角度に関わるサイズ形体
  (1).長さに関わるサイズ及びサイズ公差
  (2).サイズ公差及びはめあいの基礎
  (3).角度に関わるサイズ
  (4).長さ・角度に関わるサイズ以外の寸法

4.幾何学的特性の基準となるデータムおよびデータム系
  (1).データムおよびデータム系の図示方法
  (2).データムターゲットの図示方法

5.形(幾何学的特性)を規制する幾何公差
  (1).幾何公差の種類と公差域
  (2).単独形体に適用される包絡の条件
  (3).最大実体公差方式
    a.位置度公差への最大実体公差方式の適用例
    b.ゼロ幾何公差方式
  (4).最小実体公差方式

6.表面性状の図示方法
  (1).表面性状の図示記号及び要求事項の指示
  (2).筋目方向の記号と加工方法

7.機能的なはめあい(圧入による軸の締結)
  (1). しめ代と接触面圧の材力計算
  (2).接触面圧に及ぼす穴側部品の外径の影響
  (3).最大接触面圧に及ぼす穴側の内径と外径の影響

8.サイズ公差と幾何公差の図示例
  (1).新旧図示例の対比(寸法管理と幾何公差による規制)
  (2).単純形状部品の図示例
  (3).機械部品・装置の図示例

キーワード 工作精度 寸法公差 幾何公差  指定公差 サイズ公差 図示 位置度公差 最小実体公差 製図 図面 設計図 JIS規格 幾何特性仕様 GPS データム データム形体 実用データム形体 公差付き形体の基準
タグ 機械機械要素工作機自動車・輸送機設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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