設計意図を正しく伝えるサイズ公差図面の基礎と設計図面への応用実践講座 ~演習付~

~ サイズ公差と幾何公差の使い分け、サイズ公差記入のルール、世界共通の公差クラス記号(はめあい交差記号)、公差計算 ~

・サイズ公差の描き方や考え方のポイントを学び、幾何公差に効果的に活かすための講座

・設計意図を正しく伝えるサイズ公差、公差クラス記号、表面粗さ記号および公差計算を修得し、幾何公差による世界で通用する図面作成に活かそう!

講師の言葉

 図面は描き方ひとつで信頼性やコストを左右され、ISO9001における管理書類にあたる重要なドキュメントです。
 機械図面は世界の誰が見ても同じように解釈できるようにルールが決められ、設計意図を正しく伝えるスキル、読み解くスキルが求められます。
 2016年の改正JISにより“従来の寸法公差だけで描かれた図面”から幾何公差を併用した“「グローバル図面」への転換が叫ばれて久しくなります。
 しかし、幾何公差をうまく使いこなす前にサイズ公差の描き方や考え方の基礎を固めておかなければ幾何公差を十分に活かすことができません。
 本講座では設計意図を表すサイズ公差(従来の寸法公差)や公差クラス記号、表面粗さ記号の考え方と描き方に加えて公差計算の基本的な考え方も解説します。
 製図は“不変の技術”です! 基礎をしっかりと学んでこそ真のエンジニアと呼べる存在につながるのです。

セミナー詳細

開催日時
  • 2020年04月17日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・設計図面を組織的にチェックする設計担当者の方
・詳細計画図や組図・部品図を検図する検図者の方
・設計技術者、製品開発・生産技術・品質保証担当者、CADオペレーターの方
・製図のルールや公差の考え方を再確認したい方(設計リーダー、課長クラス)
予備知識 ・投影図や寸法補助記号などの製図の基礎知識
修得知識 ・ばらつきを最小限にするための寸法配列や公差を使うべき場所、公差値の考え方
・公差クラス記号(はめあい記号)や表面粗さ記号の意味と使い方
・累積する公差の考え方
プログラム

1. サイズとサイズ公差の関係
  (1).2016年の改正JISによるサイズ公差と幾何公差の使い分け
  (2).実力確認テスト
    ・演習による現状知識の確認

2. サイズ公差の表記と考え方
  (1).サイズの根拠の一つに“標準数”がある
  (2).意外と知らないサイズ公差記入のルール
  (3).サイズ公差値の決め方・考え方

3. 公差クラス記号と表面粗さ
  (1).世界共通の公差クラス記号(はめあい記号)の意味と使い方
    a.はめあい公差記号の意味
    b.公差等級と公差域クラスの関係
  (2).設計意図として表現する表面性状記号の意味と記入法

4.製図演習
   ・公差を使った寸法記入
   ・適切な寸法表示の現し方

5. 公差計算の基本的な考え方とその実際および勘所
  (1).部品内の公差計算の考え方と計算法(注意点)
  (2).部品間の公差計算の考え方と計算法(注意点)
  (3).複数部品の公差計算の考え方と計算法(注意点)
  (4).公差計算の際に考慮すべき必要とされるアイテム

6. まとめと理解度確認テスト
  ・実務に活かすための演習による理解度の確認
  (1).実力確認テスト
      ・演習による習得知識の確認
  (2).質疑応答

 

キーワード サイズ公差 幾何公差 公差クラス記号 はめあい公差記号 表面性状記号 公差計算
タグ 規格・標準業務改善品質管理未然防止機械構造物設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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