ユーザの人間特性にもとづいた「使いやすさ設計・評価」と製品開発への応用

~ 使いやすさ設計のための人間データの導き方と設計値への翻訳、ユニバーサルデザインや高齢者対応デザインの具体的な進め方 ~

・人間データやニーズなどを定量的に抽出し、設計値に落とし込み、製品開発へ効果的に活かすための講座
・具体例を多く交えながら人間工学の基本と製品設計への活用について分かりやすく解説する特別セミナー!

講師の言葉

 超高齢社会に入りユニバーサルデザインの考え方が浸透しつつある現在、誰でも使いやすく快適なモノづくりが強く求められています。
 それを実現するためには、寸法、動態、感覚、認知、行動、感性などの人間のデータやニーズを捉えながら、それらを設計値に落し込まなければなりません。
 では、そうした人間データをどのように抽出し、設計値に変換すればよいでしょうか。そしてデザインされたモノの使いやすさやユーザの満足度をどのように客観的に検証すればよいのでしょうか。すでに存在する人間データは翻訳をしなければ設計値として使えません。製品の使いやすさを操作性テストや生理計測で証明しようとしても適切なプロセスを踏まなければ正しい答えは導けません。
 このセミナーでは、こうした人間のデータに基づいたユニバーサルデザインや高齢者対応デザインの具体的な進め方を、人間工学の立場から事例を交えて分かりやすく解説していきます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2020年01月16日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・人間中心のモノづくり、ユニバーサルデザイン、安全設計などに関わる技術者、デザイナー、開発担当者の方など
・情報機器、家電、機械、自動車、文具、工具、家具そのほか関連企業の方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・人間中心のモノづくりを実践するためのプロセス
・人間特性の調査・測定手法
・人間データの正しい解釈と適用の方法
・ユニバーサルデザインの考え方と動向 他
プログラム

1.使いやすさと人間工学
  (1).本論に先立つこんな事例
  (2).人間工学の視点から考える
  (3).ユニバーサルデザインの誤解と正しい捉え方

2.良い設計・悪い設計
  (1).何が良い/悪いを決めるのか
  (2).事例紹介

3.使いやすさ設計のための人間データの導き方
  (1).寸法/運動機能/感覚機能/認知機能データ事例
  (2).人間データの引出し方
  (3).人間の計測を失敗しないための考慮点とコツ
  (4).高齢者ニーズの取違いを避けるポイント

4.人間データを設計値に翻訳する
  (1).使いやすさ設計のプロセス
  (2).適用を誤らないためのデータ解釈
  (3).設計値に落し込むためのデータ変換
  (4).設計上の矛盾を避けるトレードオフ

5.使いやすさの設計・評価事例
  (1).負担の少ない製品
  (2).扱いやすい製品
  (3).分かりやすい製品

6.使いやすさのデザインと評価に関わる動向と課題
  (1).快適性と機能低下の矛盾
  (2).長期持続型トータルデザイン
  (3).人材の育成

キーワード 人間工学 ユニバーサルデザイン 使いやすさ設計 人間データ 快適性
タグ 生体工学使いやすさ・ユーザビリティ人間工学
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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