UX (User Experience) の基礎とUX向上のためのUI設計の勘所 ~演習付~

~ UXとUIとの違い、UX向上のための技法、UX向上のための業務の実例、UXに重点を置いた製品開発と品質評価、UX向上のためのUI設計の勘所 ~

・使いやすく、顧客に満足されるUIを設計するためのUX向上の手法について事例を交えて修得する講座
・UX向上に知見の深い講師から、UX向上のためのノウハウを修得し、付加価値の高いUI設計に応用しよう!

講師の言葉

 製品やサービスの使い勝手を良くするためには、製品設計やデザインなどに活かせるUXの基礎とその関連事項、そして、知識を具体的に応用する方法を修得する事が必要です。
 最近、エンジニアリングではUXという用語が目に付くようになってきました。ですが実際にUX向上を試みるような業務を経験されたエンジニアの方はあまりいらっしゃらないと思われます。UX自体はIT業界から盛り上がってきたキーワードですが、ITだけに特化しているかと言えば決してそんな事はなく、UX向上は「全業種共通の普遍的課題である」と言えると思われます。
 本講座ではUXの定義から始まり、講師が実際に経験した業務事例に基づくUXのお話を致します。UX品質評価では人間の感情や物語(ストーリー)を重視しており、エンジニアの着眼点とは異なった考え方が必要です。またUXは設計開発のみでなく、最終的にはビジネス戦略として活用し、今までの世界観に新たな視点(「ユーザの利益の代弁者」)を提供する事が目的になります。本セミナーで得た知識は応用可能な範囲が広く、すぐに実践可能であります。自社の製品やサービスが何となく「まとまりが無い(チグハグ)」「価値が曖昧(モヤッ)」「面倒くさい(イラッ)」ように感じられている方は是非ともご参加下さい。

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年10月11日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・ユーザーエクスペリエンス部門の担当者の方
・UXに少しでも興味がある方
・ユーザ視点での製品開発について学びたい方
・プロダクトマネージャ、プロダクトオーナー、新規事業責任者の方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・UX向上のための具体的な技法 (ソフトウェア工学の考え方を応用)
・UX低下を誘発するタブー(アンチパターン)
・UXの観点での品質評価の知識
・UXをビジネス(マーケティング)に活かす考え方・UXに関連する諸分野の知識
・UXに向き合うための最も大事な考え方・視点・世界観 (「点(技術論)と線(ストーリー)」の話)
※当日は講師の著書をお配り致します
プログラム

1.イントロダクション(UXの定義)
  (1).UXの定義
  (2).UXの近況
  (3).「UXのハニカム構造」(Peter Morville氏)
  (4).「The Elements of User Experience」(J. J. Garrett氏)
  (5).「誰のためのデザイン?」(D.A. Norman 氏)

2.UX概論
  (1). ユーザーとエンジニアの思考回路の違い
  (2). ユースケースと機能の関係性
  (3). 「ウォーターフォール」 vs 「アジャイル」
  (4). 「仕様(左脳)」 vs 「感情(右脳)」
  (5). 製造業のサービス化
  (6). 顧客が本当に必要だった物

3.UX向上のための技法
  (1).代表的なUX向上メソッド
  (2).エスノグラフィ
  (3).ペルソナ/シナリオ法
  (4).ストーリーボード、ストーリーテリング
  (5).カスタマージャーニーマップ
  (6).サービスブループリント
  (7).アンケート、インタビュー
  (8).プロトタイピング
  (9).A/Bテスト
  (10).ユーザビリティ・テスト
  (11).ヒューリスティック評価
  (12).レビュー

4.UX向上のための業務の実際の事例
  (1).業務の概要
  (2).立場と役割
  (3).課題と問題点
  (4).技術的提案
  (5).技術的成果
  (6).現時点での技術的評価
  (7).今後の展開

  (8).講師からの提言

5.UXに重点を置いた設計開発及び品質評価のプロセス
  (1).前提となる議論
    a.ユーザとエンジニアの思考回路の違い
    b.ユースケースと機能の関係性 (「点(技術論)と線(ストーリー)」)
    c.「ウォーターフォール」 vs 「アジャイル」
    d.「仕様(左脳)」 vs 「感情(右脳)」
  (2).ユースケースを網羅的に洗い出す
  (3).ユースケースシナリオを策定する
  (4).UXチェックリストを策定する
  (5).UXテストを実施する
  (6).UX品質の評価を行う (UX品質の捉え方)
  (7).設計の改善につなげる (設計へのフィードバック)

6.UX向上のためのUI設計の勘所
  (1).UX低下を誘発するタブー (アンチパターン)
  (2).【議論】「良いUXのための良いUI」の定義を自分なりに考えてみよう
  (3).「UIガイドライン」の概論
  (4).UIデザインの基礎知識と手法と勘所
  (5).「UXスケッチ」を作ってみよう

キーワード ストーリー ユーザー目線 エンジニア目線 UX ユーザーエクスペリエンス ユーザーインターフェース UI UX ユースケース シナリオ デザイン思考 ペルソナ 
タグ デザイン使いやすさ・ユーザビリティ人間工学
受講料 一般 (1名):51,700円(税込)
同時複数申込の場合(1名):46,200円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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