触覚のメカニズムと効果的な官能評価の進め方 および製品開発への応用

~ 官能評価に影響を及ぼすファクター、手触り・触感のメカニズムと定量化の最新技術 ~

・ユーザーの感じた感覚を正確に評価し、商品の研究開発・設計やマーケティングに結び付けるための講座
・商品の触感を向上させ、付加価値を向上させる技術が学べる特別講座!
・官能評価の結果と物性の関係を解析し、商品開発に結びつけた事例を紹介します!

講師の言葉

 官能評価は食品・衣料・化粧品から自動車・情報機器・ロボット・まであらゆる商品開発の現場で使われる必須のツールです。しかし、使用者の感じた感覚を正確に評価し、商品設計やマーケティングに結び付けるのは難しいものです。
 本セミナーでは、アンケートを設計、得られたデータを解析し、商品設計の基本になる物性値に結び付ける方法を、具体例を交えて説明します。さらに、官能評価の結果と物性の関係を解析し、商品の設計や開発に結びつけた事例について、近年、様々な分野で注目されている触覚センシングや手触り感を例に紹介します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年08月16日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・触覚・触感に関する研究・技術開発に従事する研究者・技術者
・タッチパネルなどのインタフェース、情報および通信機器、家電、医療機器、ロボット、車載内装品などの研究開発・設計等に関わる方
・香粧品・薬品・衣料品など、肌に触れる製品の研究開発・商品開発に関わる方
・表面の触り心地に付加価値を持たせたい製品の研究開発に関わる方
・触覚の官能評価に関わる方や触覚に関心のある方
予備知識 ・触覚に関心があると理解が深まります
修得知識 ・官能評価の目的
・官能評価用のアンケートの設計方法
・触覚認知のメカニズム
・触覚センシング
・触覚に着目した商品開発の事例
プログラム

1.官能評価とは? 
  (1). なぜ官能評価をするのか?  
  (2). 機器分析との違いと特徴  
  (3). 官能評価のプロセス  
  (4). 倫理審査

2.官能評価に影響を及ぼすファクターとそのコントロール  
  (1). 評価方法の種類  
  (2). 実験環境をどうするか?  
  (3). 試料数とその提示法  
  (4). パネルの選び方と数  
  (5). 評価に使うことばの選び方  
  (6). 官能評価の尺度と特徴

3.官能評価用質問紙の作り方  
  (1). フェイスシートにはどんな内容を盛り込むか?  
  (2). 質問紙の具体例

4.手触り・触感のメカニズムと定量化技術の最新動向  
  (1). ヒトの触覚認識メカニズム  
  (2). 触覚センサと触覚ディスプレイ  
  (3). 自動車用材料・情報機器・スポンジ・樹脂材料への応用  
  (4). 手触りがひとそっくりの人工皮膚の開発  
  (5). 触覚による水認知のメカニズム  
  (6). 水の触感のディスプレイの可能性  
  (7). さらさら・べたべた・しっとりの物理的起源  
  (8). シルクのような手触りの粉体とその化粧料への応用

キーワード 官能評価 機器分析 質問紙 手触り 触感 触覚センサ 触覚ディスプレイ
タグ 感性・脳科学・認知工学生理・官能検査生体工学使いやすさ・ユーザビリティ
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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