機械製図の基礎と設計実務における要点の活かし方ノウハウ

~ 設計の標準化と機械要素の規格化、部品図、組立図における検図の重要ポイント、FTA・FMEAによる機械の信頼性評価の要点 ~

・機械設計における設計手順の概要と図面作成の要点を修得し、実務で応用するための講座
・機能だけではなく、信頼性やコストも考えた機械設計のポイントがマスターできる特別セミナー! 

講師の言葉

 これから機械の設計を始める方、若い技術者あるいは興味を持っている方を対象に、知っておきたい設計手順の概要と図面作成の要点についてお話します。設計とは要求仕様あるいは設計者の構想を具現化するために目標値(数値)を設定し、得られた結果の数値を“ものづくり”に必要な図面に反映させるまで行う活動のことです。設計では機能だけでなく信頼性やコストも考えます。そこで、一般に標準品と呼ばれている機械要素の規格と使用方法についても説明します。さらに、機械設計者の基礎知識として、機械の信頼性や安全性など技術的な課題の対策手法について簡単に紹介します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年08月05日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・機械設計に携わる方
・機械技術部門や製造部門の技術者の方
予備知識 ・機械製図の概要を知っていると理解しやすい
修得知識 ・機械設計の基本的な考え方および加工・組立方法を考えた図面の作成と検図のポイント
プログラム

1.機械設計概要
  (1).要求仕様に基づく技術的な検討
  (2).機械設計の一般的な流れと技術課題に対する検討

2.機械製図の基礎
  (1).JISに基づく機械製図の概要
  (2).機能上重要な部分とそうでない部分の寸法公差の指示方法
  (3).形状の歪みを制限する幾何公差の種類と指示方法
  (4).表面性状(表面粗さ)の指示と図示記号
  (5).加工法の指示と図示記号
  (6).材料記号とその見方
  (7).特殊な部分・部品に関する製図規格に基づく図面の作成
  (8).部品図における寸法公差、幾何公差の図示方法

3.機械設計の業務活動に必要な基礎知識
  (1).機械材料の機械的性質と許容応力
  (2).設計の標準化と一般的な機械要素の使用方法
    a. ねじ部品の品質と強度区分
    b. 転がり軸受の運転条件と寿命予測
    c. 歯車の強度計算式と結果の比較(平歯車)
    d. ばね特性に及ぼすコイル平均径とその寸法公差(圧縮ばね)
    e. Oリングを用いた密封装置のフランジ厚さ
  (3).遠心形圧縮機の試作と設計概要

4.図面作成における検図の重要性
  (1).部品図の検図におけるポイント
  (2).組立図における検図の重要ポイント

5.機械の信頼性評価の要点
  (1).FTAによる機械の不具合(故障)発生の原因究明
  (2).FMEAによる機械の信頼度予測

キーワード 機械設計 検図 要求仕様  設計仕様 構想設計 設計図 図面 FTA FMEA JIS 製図規格 寸法記入 寸法公差 幾何公差 図示方法 材料記号 部品図 組立図 信頼度予測
タグ FMEA・FTA・DRBFM機械機械要素自動車・輸送機車載機器・部品設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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