「多目的最適設計」の基礎と手法の最適選択およびその応用 ~1人1台PC実習付~

~ 勾配法、進化計算法、応答曲面モデル、データマイニングによる最適設計とその応用 ~

・最適設計の各種手法や本質に関わる基礎を学び、効率的な設計に活かすための講座

・革新的な設計法を機械的・半自動的に探索する「最適設計」技術を効果的に活用し、各自のものづくり案件の解決に役立てよう!
 
*PCは弊社でご用意いたします

講師の言葉

 設計者の知識・経験・勘だけを頼りにした従来の設計方法に代わり、最適化アルゴリズムを用いて革新的な設計をコンピュータ上で機械的・半自動的に探索する方法「最適設計」が、実際に多種多様なものづくりの現場で利用されています。今日では、代表的な最適化アルゴリズムを実装した数々のソフトウェアも市販されており、そのライセンスを購入しさえすれば、たとえ不慣れな者であっても、手軽に各自のものづくり案件に応用できるようになってきました。その一方で、最適設計はあらゆるものづくり案件の解決に万能であると誤解し、単なる道具として安直に利用する者が多く見かけられるようになってきたことも事実です。
 そこで本講義では、ものづくりの現場で頻繁に見られる「多目的」の最適設計を対象として、最適設計の本質に関わる基礎、最適設計のための各種手法、そしてその応用について、プログラムによる実習を交えて丁寧に解説します。本講義により、各自のものづくり案件の解決に役立つ、最適設計に関する普遍的センスの体得を期待しています。

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年06月05日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・自動車、機械、電子機器ほかものづくりに携わる企業の設計・開発部門の方
(専門分野や熟練度は問いません)
予備知識 ・微分積分・線形代数・統計学などの基礎数学
・C言語などによるプログラミング手法
修得知識 ・各自のものづくり案件の特徴に応じて、最適設計のための手法を適宜選択できるようになる
・最適な設計を、現実的な時間内で効率良く探ることができるようになる
・最適な設計を探るだけに留まらず、その設計が最適となるための物理的理由を探ることができるようになる
プログラム

1.最適設計の基礎
  (1).定式化
  (2).最適性・実行可能性
  (3).単峰性問題・多峰性問題
  (4).単目的問題・多目的問題

2.勾配法による最適設計とその応用
  (1).ニュートン法・準ニュートン法
  (2).二次計画法
  (3).逐次二次計画法
  (4).随伴変数法
  (5).プログラムによる実習

3.進化計算法による最適設計とその応用
  (1).単目的遺伝的アルゴリズム
  (2).多目的遺伝的アルゴリズム
  (3).プログラムによる実習

4.応答曲面モデルによる最適設計とその応用
  (1).多項式回帰
  (2).クリギング
  (3).逐次近似最適化
  (4).プログラムによる実習

5.データマイニングによる最適設計とその応用
  (1).分散分析
  (2).決定木
  (3).自己組織化マップ
  (4).ラフ集合
  (5).プログラムによる実習

キーワード 最適設計 単峰性問題 単目的問題 勾配法 ニュートン法 二次計画法 随伴変数法 進化計算法 遺伝的アルゴリズム 応答曲面モデル 多項式回帰 クリギング 逐次近似最適化 データマイニング 分散分析 決定木 自己組織化マップ ラフ集合
タグ AI・機械学習シミュレーション・解析設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):50,600円(税込)
同時複数申込の場合(1名):45,100円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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