ステレオカメラの基礎と周辺環境の検出・画像認識技術への応用 ~デモ付~

~ ステレオカメラの原理、交通環境認識、補正と校正、車載用途・ロボットへの応用、他センサとのフュージョン ~

・ステレオカメラによる処理技術の原理から応用技術まで、デモを通して理解できる講座!

・高速かつ高い精度でロバスト性に優れたステレオ処理技術を学び、自動車やFA、ロボット、ドローンなどの認識精度向上に活かそう!

講師の言葉

 近年、自動車自身が先行車や壁への衝突を回避する運転支援システムが登場し、その先の技術として 自動車メーカ以外でも自動運転の実現を目指す企業が増えている。また、自動車分野だけでなくFA、ロボット分野、ドローンなどでも自身の周囲環境を的確に把握・認識することが必要不可である。

 ステレオカメラは、人間と同様、複数の眼を用いて周囲環境を立体的に見ることができるため、従来の単眼カメラで得られる、輝度、色情報に加えて、三次元情報が扱えるようになる。これは、対象の色や模様、影の有無、形状などの特徴に制限されることなく、歩行者・自転車からトラックでの多種多様な注意を要する移動物体、街路樹や標識などを立体物として広い範囲の中から瞬時に検知することが可能となる。また、晴天時から夜間まで様々な照明環境下でも対応できる。最近はフリーでステレオ処理を容易に試せるようになってきたが、精度がなかなか得られないことも多い。

 本講義では、高速かつ高い精度でロバスト性に優れたステレオ処理技術を、デモを交えて紹介する。

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セミナー詳細

開催日時
  • 2018年12月12日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 画像関連の技術者、研究者の方で
・ステレオカメラを上手に活用したい方、導入を検討している方
・自動車の衝突回避や自動運転の研究開発に携わる方、参入を考えている方
・自動車に限らず、FA、建設機械、ロボットやセキュリティなど周囲を3次元で認識させたい方
・ステレオカメラの精度をあげたい方
予備知識 ・上記の方であれば、特に必要ございません
修得知識 ・ステレオカメラを利用するうえで必要な基礎知識から習得できる
・高速かつ高い精度でロバスト性に優れたステレオ処理技術
プログラム

1.画像認識の優位性

  (1).周囲環境を検知するセンサ

  (2).画像認識の利点・欠点

 

2.単眼カメラによる画像認識技術

  (1).画像の取得

  (2).認識に使う画像処理

  (3).フレーム間変化の利用

  (4).交通環境認識(白線・先行車検知)

 

3.ステレオカメラによる画像認識技術

  (1).ステレオカメラの原理

  (2).原画像情報の利用

  (3).交通環境認識

    a.白線の検出

    b.道路表面の検出

    c.立体物の検出

    d.壁の検出

  (4).リアルタイム処理の実現

 

4.実用化へ問題と対策

  (1).補正と校正

  (2).輝度差の補正

  (3).オクルージョンへの対応

  (4).低コスト化

 

5.ステレオカメラの応用

  (1).歩行者検出

  (2).自動運転に向けて

  (3).屋外移動ロボットの環境認識

  (4).ステレオカメラと他センサとのフュージョン

キーワード ステレオカメラ フレーム間変化 画像認識 自動運転 ADAS ドローン 自動搬送 AGV リアルタイム処理
タグ 自動運転・運転支援技術・ADAS検査画像認識
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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