心理計測の基礎と製品開発への応用

〜 知覚行動、心拍と脈拍、脳機能による心理計測とその具体的事例 〜

・人間の内面の状態を計測する「心理計測」について基礎から具体例まで交えて解説する講座

・人間の感覚、知覚、感性、認知に働きかける製品の開発に不可欠となる心理計測技術を定量的に捉える手法を習得するセミナー!

講師の言葉

 感性工学、感情工学、情緒工学など、人間の内面の状態を表す用語を冠する工学の領域が多くなっている。これは、人間の感情や感性、さらには認知にまで働きかけるものづくりが求められているからであろう。

 そのためには、人間の感覚や知覚(視覚、味覚、嗅覚、聴覚、触覚)、感性、さらには認知までをモノづくりの過程において把握し、取り入れる重要性を示している。

 本講座では、感覚、知覚、感性、認知を定量的に捉える心理計測の考え方と基本的手法を解説する。心理計測には主観的な反応を測定する手法から行動や生理的反応を計測する手法まで多岐に渡るが、主として後者を中心にして具体的事例を挙げながら解説する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年05月31日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・ユーザビリティ、人にやさしい製品などの開発、市場調査などの業務に関わっている方、関わろうとしている方
予備知識 ・特に予備知識は必要としない。基礎からわかりやすく解説します
修得知識 ・製品開発の過程において人間の心理を考慮する重要性、および心理計測の基本的考え方、基本的手法
プログラム

1. 心理計測における主観的データと客観的データとは?
  (1). 心理計測における主観的データと客観的データ
  (2). 心理計測における主観的データの収集法
  (3). 心理計測における主観的データの解析法
  (4). 心理計測における客観的データとしての行動および生体情報

2. 知覚行動の心理計測
  (1). 心理物理学的測定法
  (2). 反応時間の測定法と解析法
  (3). 反応時間からわかる心理
  (4). 反応時間研究の応用

3. 心拍と脈波の心理計測
  (1). 心拍の測定法と解析法
  (2). 心拍からわかる心理
  (3). 脈波の測定法と解析法
  (4). 脈波からわかる心理
  (5). 脈波と瞳孔径

4. 脳機能の心理計測
  (1). 脳機能の測定法の種類と原理
  (2). 脳波の計測と分析
  (3). 脳波から捉える心理
  (4). NIRS(近赤外分光法)の計測と分析
  (5). NIRSから捉える心理

5. 心理計測の具体的事例
  (1). ほどよい音楽環境を設計する
  (2). 心地よい照明環境を作る

キーワード 心理計測 知覚行動 心拍 脈波 脳機能 NIRS
タグ データ解析感性・脳科学・認知工学生理・官能検査
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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