デザインレビューの効果的な実践と品質トラブルの未然防止 〜演習付〜

〜 仮説に基づく設計検証の重要性、デザインレビューにおける設計知識の活用、設計品質の確認手法 〜

・品質問題を未然防止するためのデザインレビューの効果的な仕組みと手法を修得する講座

・形骸化しがちなデザインレビューを十分に機能させ、信頼性の高い製品開発を実現しよう! 

講師の言葉

 製品開発、設計を進めるうえで品質問題の未然防止は重要な課題です。
 製品で発生する品質問題の80%は過去の問題の再発といわれます。未知の問題のように見えても、過去の問題と類似するものがほとんどです。
 このように問題の多くを占める再発問題はもちろんのこと、未知の問題の未然防止を図ることは技術者の責務です。
 しかしながら、新たな製品や製品を取り巻くさまざまな環境の変化がさまざまな問題を起こしています。
 顧客に満足され、信頼される製品を提供するための重要な仕組みがデザインレビューです。
 このような重要なデザインレビューが十分機能せず、形骸化していると言われます。
 本講座では、デザインレビューを効果的に進めるための、仕組みと使用する手法、ツールについて解説します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年03月09日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・製品企画、技術企画に携わる担当者、マネージャーの方 ・製品設計、開発部門の担当者、プロジェクトリーダー、マネージャーの方 ・品質保証部門の担当者、マネージャーの方
予備知識 ・必要な予備知識はありません
修得知識 ・デザインレビューの仕組みと方法 ・実験計画法、多変量解析法の知識 ・デジタル活用の課題解決の方法 ・FMEA、DRBFMの活用方法
プログラム

1.設計品質が製品品質を決める
  (1).設計品質の重要性
  (2).不明確な設計意図による製造不具合
  (3).リスク管理と安全設計
  (4).期間短縮による不具合発生
  (5).変化点の見落としによる不具合発生
  (6).デジタル設計による不具合発生

2.デザインレビューのしくみ
  (1).デザインレビューとは
  (2).設計プロセスとデザインレビューの流れ
  (3).デザインレビューにおける検証

3.仮説に基づく設計検証の重要性
  (1).仮説の重要性
  (2).仮説に基づく試験で検証する
  (3).仮説が立てられないときは妥当性検証
  (4).デザインレビューでは仮説の確からしさをレビュー

4.DRBFMによる不具合発生の未然防止
  (1).FMEAとDRBFM
  (2).FMEAの手順
  (3).DRFMの手順
  (4).変化点、変更点を確実に見つけ出す
  (5).一覧表への整理
  (7).メンバーの叡知を集めたレビュー             
     演習:変化点抽出とDRBFMによる不具合予測

5.デザインレビューにおける設計知識の活用
  (1).設計知識がうまく活用できていない
  (2).設計知識がうまく残されていない
  (3).活用できる設計知識の残し方
  (4).活用できる設計知識で変化点を理解

6.設計品質の確認手法の紹介
  (1).実験計画法 
  (2).多変量解析法

7.設計、生産準備のデジタル化の課題
  (1).CADによる作図がもたらす弊害と課題
  (2).CADによる出図がもたらす弊害と課題
  (3).CAE活用の弊害と課題

キーワード デザインレビュー 設計品質 リスク管理 安全設計 設計プロセス 設計検証 FMEA DRBFM 実験計画法 多変量解析法
タグ リスク管理安全実験計画・多変量解析デザイン品質管理品質工学FMEA・FTA・DRBFM設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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