自律走行制御技術と移動ロボットへの応用および安全性検証

〜 外界センサによる走行環境の3次元地図作成方法、自己位置推定技術、障害物回避技術、自律移動型モビリティの公道走行実証試験 〜

・必要性が極めて高く、重要な機能である自律移動技術について安全性を含めて解説する講座

・自己位置推定技術を含む自律移動技術の基本原理や安全性確保に必要な障害物回避技術について修得し、製品開発へ応用しよう! 

講師の言葉

 近年、家庭用掃除ロボットなどの自動で動くロボットなど、いろいろなタイプの移動ロボットがより身近なものになっている。中でも、自律移動機能は移動ロボットに要求される機能の中でも重要な機能に位置付けられ、各種サービスを提供するためには、必要性が極めて高い機能の1つである。
 本セミナーでは、まず産業用ロボット、サービスロボット市場の現状と予測、今後実用化が期待されるロボットに関して概説する。次に、自己位置推定技術を含む自律移動技術に関する基本原理や基礎技術について紹介し、さらに安全性を確保するために必要な障害物回避技術に関して述べる。そして、ロボットを市場化する際に必要な安全技術や安全性検証に関して、具体的な事例を基に紹介する。最後に、実証実験事例の紹介と共に、移動ロボットの将来展望に関して述べる。

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年01月29日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・自律移動ロボットや次世代モビリティを開発したいと考えている方 ・自律移動技術の原理や最新動向を知りたい方 ・生活支援ロボットの安全性検証に関する動向を知りたい方 ・自律移動ロボット等の生活支援ロボットの最新動向やロボット産業の現状を知りたい方 ・その他本テーマに興味のある方なら、どなたでも受講可能です
予備知識 ・この分野に興味のある方なら、特に必要はありません
修得知識 ・外界センサによる走行環境の3次元地図作成方法や、それをベースとした自己位置推定技術、障害物回避技術の基礎知識 ・自律移動ロボットの実用化事例やビジネス動向 ・生活支援ロボットの安全性検証に関する動向 ・ロボット技術を搭載したパーソナルモビリティの開発事例、技術実証事例や関連法規制
プログラム

1.ロボット産業の現状
  (1).日本のロボット産業の推移
  (2).産業用ロボットの世界市場と予測
  (3).我が国のサービスロボット市場
  (4).世界のサービスロボット市場

2.次世代ロボットの研究開発動向
  (1).今後産業化が期待される次世代ロボット
  (2).自律移動ロボット、モビリティロボット等の開発事例

3.ロボット自律移動技術とその現状
  (1).使用環境に応じた測位精度の要求仕様や測位技術
  (2).屋内外自律移動ロボットの例
  (3).SLAMによる地図作成、自己位置推定技術
  (4).障害物回避技術

4.自律移動ロボットの安全検証
  (1).生活支援ロボットの国際安全規格(ISO13482)
  (2).安全関連制御システム要求事項
  (3).移動ロボットのリスクアセスメント、安全検証事例
  (4).安全検証とISO13482 適合認証

5.自律移動型モビリティの公道走行実証試験と関連法規制緩和
  (1).つくばモビリティロボット実験特区
  (2).ロボット特区保安要員規制緩和と全国展開
  (3).制度上の課題、提言

6.ロボット自律移動技術の将来展望

キーワード 自律移動 自律走行 サービスロボット モビリティロボット 測位技術 SLAM 自己位置推定技術 障害物回避技術 ISO13482 安全検証 
タグ 安全位置情報ロボット制御
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
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