感性の見える化・定量化のためのデータ解析と製品開発への活用法およびその事例 〜1人1台PC実習付〜

〜 感性工学の概要、効果的なインタビュー調査、因子分析とパス解析の製品開発の活用法、自動車における事例 〜

  • 感性やニーズを見える化し製品開発に活かす手法を、Rによる実習を通して具体的・実践的に修得する講座!
  • 分析結果の活用法と、実務に適した事例を通して学び、商品開発やデザインに活かそう!

    PCは弊社にて用意いたします。データは希望者に差し上げます。

講師の言葉

 現代では、高性能で安価なだけでなく、顧客の感性に響く付加価値の高いモノ作りが求められています。近年、心理学と工学を融合した「感性工学」が提唱され、多くの商品開発現場で導入され効果をあげています。しかしながら、感性工学の専門家がいなかったり、費用的に難しかったり、現場のエンジニアに理解が得られなかったりして、うまく実施できていない企業・部署が多いのも事実でしょう。

 本セミナーでは、感性工学の様々な手法の中でも比較的実施が容易なインタビューやアンケートを取り上げます。顧客の声から感性を見える化し、定量的に計測・分析し、商品開発に活かす手法について、実習を通じて具体的に学びます。作業はすべてExcelおよびフリーの解析ソフト(R)でおこないますから、職場に戻ってすぐにでも導入・実施できます。

Rについては、操作が不慣れな方でもコマンド入力に手間取ることがないよう、入力支援機能のあるRStudioを利用します。(日本テクノセンター側で、事前にインストールをしておきます)

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年03月02日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・商品やサービスの企画・設計・開発・評価などに携わっている方 ・感性工学手法の導入・実施に関心のある方 (自動車、家電、情報機器、生活用品、ソフトウェア、各種サービスなど業種不問)
予備知識 ・特に予備知識は必要ありません (Excelの基本操作はできること、Rの利用経験は不要)
修得知識 ・有益なインタビュー実施方法(評価グリッド法) ・アンケート結果の定量的な分析方法(因子分析、パス解析) ・適切なアンケートの作り方 ・現場への感性工学の導入・実施のコツ
プログラム

1.感性工学の概要

  (1).「品質」と「消費」に対する考え方の変化

  (2).商品企画・開発現場における感性工学の流れ

  (3).感性工学による商品開発事例:自動車、家電、食品、化粧品など

2.顧客のニーズを見える化し企画・開発に活かす

  (1).より効果的なインタビュー調査:評価グリッド法

  (2).実習:顧客がスマートフォンに求めること

  (3).結果の整理・考察

3.顧客の内面を探り企画・開発に活かす

  (1).アンケートデータをもっとパワフルに活かす:因子分析

  (2).例題解説:「カワイイ」の構造を探る

  (3).評価実験:自社商品・競合商品のポジションを探る

  (4).データ解析:因子分析とポジショニング

  (5).効果的なアンケートの作り方

4.顧客の「重要」を企画・設計・開発に活かす

  (1).アンケートデータを使いこなす:パス解析(構造方程式モデリング)

  (2).例題解説:自動車の例題

  (3).モデル検討:解析結果をもとに

  (4).モデル構築:アンケートデータを使って

5.まとめ

  (1).全体まとめ

  (2).感性工学の課題と展望

  (3).質疑応答

キーワード 感性 可視化手法 感性データ アンケート調査 主観評価 因子分析 パス解析 構造方程式モデリング R ポジショニング デザイン
タグ 商品開発データ解析デザイン感性・脳科学・認知工学
受講料 一般 (1名):50,600円(税込)
同時複数申込の場合(1名):45,100円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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