パワーアシストスーツの開発・動作特性とその開発例

〜 パワーアシストスーツ、パワーアシストハンド、ロボットハンドの構造・動作特性と開発例 〜

・パワーアシストスーツ研究で著名な講師が開発事例を基にわかりやすく解説する講座

・エアバック式、ベローズ式、ベローズ内蔵式アクチュエータそれぞれの動作特性を学び、自社技術に活かすための特別講座!

講師の言葉

 パワーアシストロボットの実用化に向けた開発経緯を詳解する。装着型の利点、空気圧を採用した理由、空気圧アクチュエータであるエアバッグ式、ベローズ式、新開発のベローズ内蔵式アクチュエータ、それぞれの構造および特性、スーツ着用時の患者抱き上げ動作特性を紹介する。
 さらに、パワーアシスト機器の開発課題、さらに倫理問題及びこれらに対する「かわさき基準」を紹介紹介する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年09月22日(金) 10:30 ~ 17:00
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・パワーアシストスーツおよび部品の研究開発に関わる技術者、研究者の方 ・パワーアシストスーツに研究開発に関心のある方、これから開発を検討されている方
予備知識 ・機械工学の知識があると理解が深まります
修得知識 ・人に装着するタイプのアシスト技術開発例とその考え方
プログラム

1. 「装着型パワーアシストロボット」の実用可能性
  (1). なぜ装着型?
  (2). 装着型パワーアシスト
  (3). 介助支援ロボットの可能性

2. エアバッグ式パワーアシストスーツの開発
  (1). エアバッグ式パワーアシストスーツの構造
  (2). パワーアシストスーツの制御システム
  (3). エアバッグ式アクチュエータ
  (4). 腕、腰、脚ユニット
  (5). 各ユニットの出力特性
  (6). 筋肉センサの開発
  (7). 筋肉センサの変換特性
  (8). 各ユニットの動作特性
  (9). 乾式多点電極表面筋電位測定法の開発
  (10). 筋肉発揮力と筋電位を一体化したセンサの開発

3. 簡易型エアバッグ式パワーアシストスーツの開発
  (1). 背骨及び腰・脚ユニット
  (2). 各ユニットの出力特性
  (3). 各ユニットの動作特性

4. エアシリンダ式パワーアシストスーツの開発
  (1). 腕、肩―腰、脚ユニット
  (2). 各ユニットの出力特性
  (3). 各ユニットの動作特性

5.腰関節と股関節を独立にアシストできるベローズ式パワーアシストスーツの開発
  (1). バネによる復元力を利用した膝関節ユニットのアシスト
  (2). ベローズの出力特性
  (3). 腰ベルトの固定法
  (4). 動作範囲
  (5). 移乗介助の補助動作
  (6). ベローズ内蔵式エアシリンダによる膝関節アシスト
  (7). ベローズと歯車機構による膝関節アシスト
  (8). リハビリ用ベローズ式パワーアシストユニットの開発

6. ベローズ式パワーアシストハンドの開発
  (1). 構造
  (2). 静特性
  (3). 5指を分離独立型によるマスタースレーブ方式によるリハビリ
  (4). 実証実験による評価

7. 人の手と同じ自由度を持つロボットハンド・義手の開発
  (1). 構造
  (2). 出力特性
  (3). ピエゾポンプ内蔵ロボットハンド

8. パワーアシストレッグの開発
  (1). 構造と特性

9. パワーアシスト機器の開発課題

10. ロボット開発に関わる倫理問題

11. かわさき基準 (Kawasaki Innovation Standard)

12. 福祉ロボットに期待されている役割

キーワード パワーアシスト アクチュエーター  エアシリンダ式  ベローズ式  ロボットハンド パワーアシストレッグ
タグ ロボット
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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